認知症になっても(1)

認知症になっても その人らしく安心して暮らせる街に

はじめまして。介護老人保健施設よどの里で介護長をしている江﨑と申します。
この度、縁あって認知症の記事を担当させていただく事になりました。介護保険が始まって24年。私自身は介護の仕事に携わり20年が経ちました。

「住み慣れた町でその人らしく安心して暮らしつづけたい」この願いは、誰もが持つあたりまえの願いであると思います。しかし、国の医療・介護・福祉サービス利用への抑制政策もあり、ご本人、ご家族、福祉に携わる方々の努力だけでは難しくなってきています。そういう意味でも地域で暮らす方の協力が不可欠です。

認知症のことや、認知症予防、私の体験談など、この場を借りて(ゆるーく)紹介させていただけたらと思っています。少し間違った事を発信することもあるかもしれません。しかし、これを読まれた方が「認知症」について興味をもって下さることがこの記事の目的だと思っています。どうぞ(ゆるーく)お付き合いよろしくお願いいたします。

さて、今回は今年1月1日に(こっそり?)施行された、認知症基本法について触れさせていただきます。目的は「認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する」とされています。
簡単に言うと、認知症になってもその人らしく生活できるような仕組みを作ります。というような内容になります。具体的にどういう方針をもって国はその政策をなしていくのか?それはまた、次回に説明しようと思います。

介護老人保健施設よどの里 江﨑

にしよど無料塾・見守りボランティア募集

にしよど無料塾・見守りボランティア募集

にしよど無料塾は、西淀川・淀川健康友の会と地域のボランティアの皆さんに支えられ、2024年5月で10周年を迎えます。通う子どもたちの学習のお手伝いを続けています。小学生の算数・国語、中学生の数学や英語でお手伝い頂ければ幸いです。

ご都合の良い週の金曜日だけで結構ですので、積極的なご参加お待ちしております。

日 程:金曜日 17時~19時(第1週~4週)

会 場:あおぞらビル3階会議室
(大阪市西淀川区千舟1丁目1-1)

問合せ:06-6472-6453

詳細は以下のリンクにて

にしよど無料塾

報酬改定 どうなる? 医療・介護(中)

自宅で暮らす命綱 ヘルパーさんがいなくなる?

訪問介護事業所がなくなったら
住み慣れた家で暮らし続けられない

介護報酬改定では、訪問介護(ヘルパー)の基本報酬が引き下げられました。これまでも訪問介護事業所は経営難・人手不足が深刻です。この引き下げで、ますます人材の確保ができず、経営難から倒産・廃止に追い込まれる事業所が増加するのではと不安の声が広がっています。

身体介護、生活援助などの訪問介護は、要介護者の在宅での生活を支えるうえで欠かせません。地域に訪問介護がなくなれば高齢者や障がいのある人が住み慣れた自宅で暮らせなくなります。

欠陥だらけのマイナ保険証

ゴリ押し止めて

 政府は、今の健康保険証を今年12月に廃止する方針で、「マイナ保険証」の利用を促し、マイナ保険証の利用率が向上した割合に応じて支給額を増加させるインセンティブ補助金を開始しています。しかし利用率は5・47%(3月)とまったく伸びていません。さらに厚生労働大臣は、5月から7月までの3か月間、集中的に利用促進を図る期間として、チラシを配布するなどして利用者を増やした医療機関に対し、最大で20万円を支給する方針を明らかにしました。

トラブル事例が尽きない「マイナ保険証」。今回の改定で、新しく「マイナ保険証」の利用などを条件に新設される「医療DX推進体制整備加算」は、従来の保険証を提示した患者さんからも、医療機関、調剤薬局でそれぞれ窓口負担金が追加されてしまいます。医療機関や保険薬局には「にんじんをぶらさげ」、患者さんには負担を押し付ける「欠陥だらけのマイナ保険証」ゴリ押しは許されません。

春のわくわくハイキング

春のわくわくハイキング
5月12日(日)

一目百万本のツツジの名所
葛城山に一緒に登りませんか

先着15名まで

小学生は、高学年以上可能(保護者同伴)
健康友の会:山の会楽山のスタッフが同行します

目的地:大和葛城山(標高959m)

集 合:
近鉄御所駅改札 9時10分集合
※参加者には予備集合等連絡します。

コース:
駅からバス移動、葛城ロープウェイ横のくじらコースを登頂(復路も同コース)

条 件:
4時間程度歩ける方
※ご病気の方は医師の許可がある方

申込先:

※住所、氏名、年齢、携帯電話番号を登録

天候不良の場合:
中止の場合は前日に連絡します。

持ち物:
弁当・雨具・軽登山靴・懐中電灯(ヘッドランプ)・手袋・帽子・水筒・保険証・携帯電話・タオル・敷物・おやつなど

参加費:500円(保険・資料等の実費)
※当日徴収します ※交通費は各自負担

報酬改定どうなる? 医療・介護(上)

2024年度の診療報酬改定の内容が固まりました(6月1日実施)。
公的保険の医療の価格を定めるもので、医療機関にとっては収入を左右します。物価高騰や賃上げのために大幅引き上げが求められていましたが、逆にマイナス改定となっています。

いざという時入院できない?

改定内容も医療費削減を狙うものとなっています。一つは発症間もない急性期に対応する病床の削減をすすめることです。看護師の配置が最も多い「7対1病床」(入院患者7人に看護師1人以上)の対象者の条件を厳しくし、平均入院日数も2日短くして「16日以内」とします。対象にならない人や16日を超えた患者は退院を迫られたり、病気の治りにくい高齢者は入院も敬遠されることになります。中小病院の2割で急性期病床が維持できなくなるとの指摘もあります。感染症の流行などに備えた体制確保というコロナ禍の教訓に逆行します。

近くの診療所が経営難に?

二つ目は、診療所を中心として報酬を引き下げることです。とくに糖尿病、高血圧、高脂血症の三つの慢性疾患の診療報酬が大幅にカットされます。こうした基礎疾患をしっかり手当てしてこそ大きな病気は防げるとしてきたものを削減します。発熱外来などコロナ感染で役割を発揮した診療所に大きな影響を与えます。「入院から在宅へ」をすすめながら在宅医療の役割を担う診療所の収入減が危惧されます。
また、欠陥だらけのマイナ保険証の普及役を医療機関にやらせようとマイナンバー保険証の利用などを条件に初診料に80 円の加算を新設することも問題です。
軍事費や万博など税金の使い方を改め、医療機関にも患者にも犠牲を押しつける診療報酬のマイナス改定を見直すことが必要です。

次号に続く