お口から身体を健康に!

お口周りの衰えに気をつけて!オーラルフレイルって何?

加齢に伴い、気づかないままに身体と共にお口周りも衰えてきます。今回はそんなオーラルフレイルについてご提案してみました。

オーラルフレイルとは!

オーラルフレイルとは、「お口の機能低下や食べる機能の障害を含む身体の衰え」のことをいいます。

オーラルフレイルのセルフチェックをしてみましょう

下の「オーラルフレイルのセルフチェック表」をご覧頂き、ご自身でチェックしてみて下さい。

「健口(けんこう)体操」を始めましょう!

どうでしたか?「オーラルフレイルの危険性あり」や「オーラルフレイルの危険性が高い」と言う結果が出た方については
下の図のような、マッサージや体操に取り組んで下さい。続けて頂くことで食べ物が飲み込みやすくなったり、食べこぼしを防いだりなどお口の機能を高めていくことができます。頬の筋肉を鍛えて表情を豊かにすることもできるようになります。

定期的な歯科検診も受けましょう!

 「セルフチェック」や「健口(けんこう) 体操」についてお話してきましたが、歯科検診も大事です。むし歯や歯周病により歯を失うと、しっかり噛んで食べる事が出来なくなります。現在では、歯周病菌が唾液や血液と共に体内に入り込み肺炎や動脈硬化、糖尿病等に影響を及ぼす事分かってきました。
歯の健康チェック、歯科検診を定期的に受けましょう!

判官(ほうがん)松の石碑

判官松伝承地を案内してくれた千北支部世話人の森脇保さん

今回から私が語る「西淀川・淀川のこの地・この史跡」を掲載します。第1回は、千北支部世話人の森脇保さんに大和田地域の「判官(ほうがん)松の石碑」を案内していただきました。

元暦2年(1185年)判官松の石碑は九郎判官義経は平家を四国に追い詰めた戦いで、大物の浦から軍船を出しましたが、突風にあおられて大和田の浜にうち寄せられました。その時に住吉大明神(大和田住吉神社)に航路の安全を祈願して一本の松の苗を手植えしたという話が残っています。しかし、その松は明治10年に雷火で焼失したそうです。

森脇さんといっしょに大和田住吉神社へ行き、判官松之跡や万葉の歌碑などを拝見し、宮司さんにもお会いしました。森脇さんが「判官松の史跡って、大和田住吉神社と大野せせらぎの里にも跡地があるが、どちらが本当の松があった場所なのか」と質問すると、宮司さんは「大野せせらぎの里が本当に松があった場所ですよ。ここの石碑は戦後に移設されたものです」とお話をされました。

そこで今度は大野せせらぎの里の横にある「判官松伝承地」に行きました。森脇さんは「ここが本当に松があった場所やて」「大和田住吉神社に行って良かった。どっちが本当に松のあった場所なのかわかったわ」と大変よろこんでいました。

大和田住吉神社

大野せせらぎの里