熱中症に気を付けましょう

今年は新型コロナウイルスの流行により、感染を防ぐためには①人との距離をとる ②マスクの着用 ③手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなどが必要です。

十分な感染予防をしながら、特に気をつけてほしいことを紹介します。

○ 暑さを避けましょう。

室内の温度・湿度をこまめに確認しましょう。外に出る時は日傘や帽子をかぶって暑い日や時間帯を避け、無理のないようにしましょう。

○ 周りの人との距離を十分にとれる場所(2m以上)や自宅では、マスクをはずしましょう。

気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。

○ のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。

一般的に、食事以外に1日当たり 1.2リットルの水分の摂取が目安とされています。大体、500mlのペットボトル2本以上を目安にしてください。また、汗をかいたときは塩分も忘れずにとってください。

○ がまんしないでエアコンを使いましょう!冷房時でも換気扇や窓を開けるなど換気をしましょう。

室内温度が高くなることもあるので、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。

○ 日頃の体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

いつもと様子が違う!と感じたら
かかりつけの病院・診療所にお気軽にお電話ください!

(環境省HPから引用)

コロナ禍でアルコール問題が増加!

新型コロナウイルスの感染拡大により、飲食店に対して営業時間短縮等の政府の要請が出される中、自宅で飲酒する機会が増えていると言われています。外出自粛や在宅勤務などで時間を気にせず飲めるため、ついつい飲酒量が増えてしまうことが懸念されています。

総務省統計局が発表した家計調査によると、家庭の酒類の消費は増加しており、特に緊急事態宣言中であった昨年4〜5月は前年比で約25%増となっています。

コロナ禍で増えるアルコール量

私たちが入院等で関わる患者さんの中でも、コロナ禍によるアルコール摂取量の増加で体調を崩される方が増えていることを実感しています。

患者さんから事情を伺うと、「新型コロナの影響により仕事がうまくいかず、ストレスからお酒に走ってしまった」「元々お酒が好きだったが、自宅にいることで飲酒量が自然と増えていった」「断酒を続けていたが、断酒会やAA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループが人数制限や休会で参加できなくなり、一人で断酒を続けることが出来なくなった」などの声がありました。

西淀病院では入院患者が32%も増加

実際に当院のアルコール関連疾患入院患者の統計でも、2019年と比べ2020年は約32%増となっており、特にアルコール性肝硬変などの肝障害を起こされる患者が増加している傾向があります。

CAGE(ケージ)テストをしてみましょう

アルコール依存症スクリーニングテストとしてCAGE(ケージ)テストというものがあります。この4項目のうち、1項目でもあてはまればアルコール問題の可能性があり、2項目以上があてはまれルコール依存症の疑いがあるとされます。

お酒とうまく付き合いましょう!

コロナ禍での生活様式や働き方の変化により、ストレスや疲れが溜まっている人は多いと思います。気晴らしのためにと思いついつい飲みすぎてしまわないように、お酒とうまく付き合っていく必要があります。

アルコール依存は一人ではなかなか抜け出すことが出来ず、適切な支援や治療が必要な病気です。この機会に、自身の生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。

アルコール依存症などを防ぐための注意事項

●仕事、勉強、運動など定期的な活動スケジュールを作成する
●適切な睡眠や食事を心掛けて健康を維持する
●瞑想など自分に合ったリラックス法を取り入れる
●会話、食事、家事などを通じて家族と充実した時間を過ごす
●不安で暗い気分になるニュースや情報を減らす
● 信頼できるメディアから1日に1回か2回決まった時間に情報を得る
●在宅勤務の際には仕事と休憩を分けて時間を割り当てる
(※日本アルコール関連問題学会による)

2021年度の方針

西淀川・淀川健康友の会

-2021年度の方針-

今年は選挙の年です。コロナ禍で私たちの生活は大変です。
政治の事について一緒に考えて行きます。

  • 政府はこのコロナ禍でも、年金が毎年減っている中の75歳以上の後期高齢者の医療費自己負担を2倍にしようとしています。反対していきます。
  • その他にも社会保障制度を改悪する動きがあります。今年は総選挙が秋に予定されています。会員をはじめ地域の皆さんとも一緒に政治について考えて行動していきます。
  • 原発問題、大阪府大阪市広域一元化の問題、IRの問題、地球温暖化問題など、様々な問題が山積しています。地域の団体とも協力し取り組んでいきます。

平和の運動をすすめます

核兵器禁止条約を日本政府に批准させる運動、原水爆禁止世界大会を成功させる運動に参加していきます。

電話で訪問

昨年度に引き続き、電話訪問を定期的に実施し、気になる会員宅には必要に応じ在宅訪問・対話を行い、会員の状況の把握、要求の掘り起こしをおこない、つながりを大切にした活動を重視します。

5課題の運動

〇班会開催 目標166回を目指します

  • 班会を感染症対策をきちんと行い取組みます。昨年度のコロナ禍での活動経験を踏まえ、開催方法を工夫(ウエブ開催、屋外での健康体操、歴史探訪・街歩きなど)し、コロナ禍での会員同士の交流、健康維持と増進をすすめます。
  • 地球温暖化の影響で台風が今年も西淀川区や淀川区にもやってくるでしょう。防災をテーマに今年度も取り組みます。

〇仲間増やし 目標632世帯を目指します

  • 淀協やファルマの職員とも協力し、健康友の会の会員さんを増やします。
  • 健康友の会の魅力ある活動で会員が会員を増やします。

〇担い手増やし 目標75人

  • 機関紙「健康の友」を会員の配布協力者を増やし、地域の会員同士の絆を深めます。
  • 会の運動をもう一歩進める為には支部の世話人の役割はとても大きいです。どの支部も支部世話人を増やします。

〇「いつでも元気」誌増やし 目標75人を目指します

  • 全国の民医連の院所や共同組織の活動や健康など役に立つ記事が満載の「いつでも元気」。会員、職員に増やします。

〇淀協協同基金増やし 目標93,800千円

  • 淀協の事業を支える為の淀協協同基金を少額、多数の会員から集めます。

健診受診の運動

健康で明るい大阪をつくる為にも誕生月に会員へ健診受診を勧める運動を行い、年間を通して多くの会員世帯とつながれるよう全支部で取組みをすすめます。

無料低額診療事業を地域に知らせるなど
いのちとくらしを守り明るいまちづくりの運動

  • コロナ禍が長期化するなかで、失業や廃業による生活困窮が今まで以上に深刻化しています。淀協の無料低額診療事業を会員以外や外国人にも広く知らせ利用をすすめます。
  • 以前に取り組まれた「いのちのステッカー」運動の様な運動など、地域の団体ともつながりを作り、いのちとくらしを守る運動を共にすすめていきます。

淀協や地域の団体と共にフードバンクや
子ども食堂や無料塾、子ども見守りの運動にも

  • 西淀川食料無料市場をはじめフードバンクの運動をさらに発展させるために地域の色んな団体とも協力して運動を進めます。
  • 地域の子ども食堂の運動や無料塾の運動、ヤングケアラーの問題など子どもを見守る運動などにも協力していきます。

大阪民医連西北ブロック
4つの健康友の会について

淀協合同後の3つの健康友の会(このはな、あいかわ、いばらき)とも連携と経験交流し、健康友の会の在り方・発展について模索していきます。

全日本民医連共同組織活動交流集会
オンラインプレ集会

2021年度の標記集会が9月6日(月)に開催される予定です。コロナ感染対策を行い積極的に参加します。

健康チャレンジ

2021年度も取り組むには困難な状況がありますが実施出来るかどうかも検討します。

子どもたちが参加できる企画の検討

2021年度も子どもたちに向けて企画を検討します。

淀協、大阪ファルマプランの事業を守り、発展させます

  • 淀協協同基金増やし、健診利用、無料低額診療事業など淀協や大阪ファルマプランと相談しながら事業所利用につながる事を取り組みます。
  • 機関紙「健康の友」や支部ニュースを使って、淀協や大阪ファルマプランの活動を広く会員に紹介します。
  • 院所利用委員会などで職員と一緒に一層利用しやすい事業所作りを目指しま
  • 『淀協の80プラン』(淀協の中長期計画)を淀協と共に地域で実践していきます。

※ 新型コロナウイルス感染状況で2021年度方針実践が困難になる場合があります。健康友の会と淀協、大阪ファルマプランの職員が智恵を出し合い協力して
「西淀川区、淀川区を健康で明るいまち」にする運動に取り組んでいきます

はじめに・2020年度の活動のまとめ

西淀川・淀川健康友の会

-はじめに-

 大阪における新型コロナウィルス感染拡大は極めて深刻です。この状況をふまえ、今回も一堂に会しての総会は行なわないこととなりました。みんなで協力し合って、一日も早い新型コロナ感染の終息を実現させましょう。
新型コロナウィルス感染症をめぐっては、菅政権や「維新」府・市政の対応のお粗末さが目立っています。

菅政権は「GoToキャンペーン」など感染防止に逆行する施策を推進しました。吉村知事は「イソジン(うがい薬)で予防できる」と大々的に記者会見しました。松井市長は「感染防護用として雨ガッパの提供」を呼びかけ、市民から寄せられた30万枚を超える雨ガッパがそのままお倉入り。これらは、そのお粗末さを象徴しています。

大阪市はさらにひどい状況です。10万円の特別給付金は最も届くのが遅かった自治体のひとつとなり、2月末までの「緊急事態宣言」での時短要請に応えた中小事業者への協力給付金も未だに届いていない事業者が多く残されています。医療対策の遅れで医療崩壊の状況を招いています。さらに、「二重行政になる」との考えによって、大阪市独自のコロナ対策がごくわずかに限定されているという実態があります。

一方で、まともな対策を求める声と運動によって国や自治体を動かし、前進させてきたという事実も重要です。
「1人一律10万円給付」や事業継続に向けての「時短協力給付金」「家賃補助給付金」の実施、高齢者施設での定期的なPCR検査や一部地域でのモニタリングPCR検査の実施など、不十分ながらも前進させています。引き続き、検査の抜本的拡充・変異株ウィルス対策・ワクチン対策・医療支援強化・中小事業者支援強化などを強く求めていく必要があります。

大阪市では、昨年11月の大阪市廃止を問う住民投票で「反対」が勝利し、大阪市存続が決まりました。なのに、今年3月の議会で、「府市広域行政一元化条例」が「維新」公明の賛成多数で強行可決されました。
これは、住民投票で示された民意と真逆の条例です。「街づくり・都市計画」と「成長戦略」の権限と財源を大阪市から府に渡すものとなっており、地方分権に反し、カジノ誘致や大規模公共事業のムダ使いを促進することになります。今後、府への事業委託にともなう「規約」の議会承認などの具体化を止めていく運動とともに、2023年春の知事・市長選挙や府・市会議員選挙で「維新」府・市政を変えていく結果をつくっていきましょう。

昨年9月に安倍政権から菅政権にかわりました。国民にとっては、一層ひどい政権になりました。
今コロナで大変な時に、国会では「公的病院の病床削減」「75歳以上の医療費窓口負担2倍化」法案を強行しようとしています。ベッドも医師・看護師も足りないのに減らすなどは絶対に認められません。医療を最も必要とする高齢者の医療費負担を増やせば、受診を控えざるを得ず、重症化を促進し、医療崩壊につながります。断じて許してはなりません。科学者会議会員任命拒否問題、河井夫妻の選挙買収事件、原発事故放射能汚染水海洋放出決定など、強権的で違法・民主主義破壊の政治がさらに強まっています。

今年は必ず衆議院議員選挙が行われます。菅政権から野党連合政権へと、希望をひらく政権を実現しましょう。そして、ことし1月に発効した「核兵器禁止条約」に署名・批准する政府・国会をつくっていきましょう。


-2020年度の活動のまとめ-

健康友の会75歳以上高齢者
単独世帯電話訪問活動

4月~6月「コロナ禍でお元気ですか」、8月「熱中症に気をつけて」、10月「インフルエンザとコロナに気をつけて」、1月~継続中「その後、お変わりありませんか」と電話訪問活動として年間4度にわたり対話を継続しました。往診につながったケースや介護相談につながったケースもありました。電話訪問を重ねることでつながりと信頼関係がうまれた活動でした。取組みを通じ会員の健康状態が見えてきました。電話が苦手だった担い手さんが運動に参加したと言う話もありました。

コロナ感染対策、会員要求に基づく班会

  • 西淀うちの支部では、6月に「お家からでておいで班会」を開催。屋外で開催方法を工夫し座ってスクエア・ステップを実施。フレイル予防と会員との交流を兼ねた活動で、参加者からも喜ばれました。
  • 7月~9月に「風水害を考えるつどい」が佃支部、はっぴいひめじま支部、御幣島支部で行われ、西淀川区役所職員に来てもらい出前講座を行うなど積極的に取り組まれました。
  • 9月~11月初旬に①コロナ禍での開催形式を工夫。少人数・短時間・複数回の班会を実施。②健康、まちづくり、集うなどの会員要求にそったテーマで開催。短時間のストレッチ(棒体操など)や「いつでも元気」誌を活用し脳トレ紹介。③自宅での健康づくりの提案とコロナ禍での不安・悩み、個々の生活の工夫などを交流しました。
  • 9月末~10月には、「大阪市どうなる?班会」として11月1日投開票「大阪市廃止・特別区設置の賛否を問う住民投票」に関するまちづくりの問題について、ふれあい三国支部以外の9支部で取り組まれ積極的な対話につながりました。
  • 社会情勢を反映してコロナをテーマとした班会も積極的に各支部で行われました。

大阪市壊し反対の運動

  • 「大阪市をよくする会西淀川地域連絡会」加盟団体として住民運動に参加しました。8月に『大阪市を廃止する「協定書」の採決を止め、コロナ対策に全力を!』の署名をと呼びかけました。
  • 9月~10月に各支部にてハンドマイク宣伝(駅頭、地域練り歩き)、地域住民との対話、電話訪問、班会開催(前述)など積極的に取り組まれました。
  • 会員が自身の生活と暮らしに関わる問題としてとらえ友人や地域の方に働きかけ、支持を拡げ運動に加わりました。
  • 支部世話人が初めてマイクを握り街頭で訴え、電話が苦手な世話人さんが電話をかけるなどの場面もありました。

アマビエ塗り絵コンテスト

  • 西淀うちの支部、淀協・ファルマHPH委員会の発案で企画しました。イラストレーター神吉奈桜(かんきなお)氏のご協力によりイラスト原画の提供を受けました。小学校6年生までの会員にダイレクトメール作成。手配り。また、ホームページや機関紙「健康の友」7月号でも募集を行いました。288人の応募があり、遠くは岐阜、横浜から会員以外の応募もありました。
  • 法人内の病院や診療所、ネット、支部センターにて展示、投票所を設け366人が投票しました。受賞に際しては、淀協理事長賞や健康友の会会長賞、支部賞、診療所賞などの賞を設け多くの応募者に喜ばれました。
  • 受賞者宅を担当支部世話人と職員とで訪問。新たな若い会員とのつながりも生まれました。
  • その他、法人内介護施設、診療所でも高齢者が参加したアマビエ塗り絵コンテストも行なわれました。

熱中症訪問

  • 電話での訪問も行いましたが、西淀うちの支部ではその中でも気になる高齢の電話に出られない会員さん宅などを訪問し、安否を確認しました。
  • 柏花支部では、「お元気ですか」コール時には元気だった高齢の会員さんが夜の熱中症で亡くなっておられました。年々夏が温暖化の影響で暑くなっています。気をつけなければなりません。

健診受診の運動

  • 誕生月に健診を受けることを勧める運動を西淀うちの支部、千北支部、佃支部、姫里支部が一年を通して取り組みました。(診療所が健診をコロナの影響で受けられない期間がありその時は休みました)
  • 21年2月より柏花支部も運動を開始しました。
  • 21年4月より塚本支部が取組む予定です。
  • 今後全支部が「誕生日健診」を取組みます。

フードバンクの運動

コロナ禍のもと、失業者や廃業による生活困窮者が今まで以上に増える中で、12月に相談支援活動と物理的な支援と生活再建の手立てを共に考える場として提起され、2021年1月に実行委員会結成。1月から3月までで3回開催し、名称を西淀川食料無料市場とし、ボランティア延350人、来訪者延1030人の方が会場の西栄寺駐車場に集まられました。その後、健康友の会柏花センターと西淀川生活と健康を守る会とに常設会場も設けました。柏花センターには若い子ども連れのお母さん、お父さんも訪れています。

子ども食堂の運動

  • 西淀川区では、はっぴぃひめじま支部が子ども食堂「とっと」と千北支部は子ども食堂「くるる」と運営募金など協力しています。
  • 残念な事に2020年度に入ってからは千北診療所を会場に行っていた子ども食堂「くるる」例会(無料塾と食堂のコラボ)はできませんでした。

無料塾の運動

  • 西淀川区では、あおぞら財団の協力も得て会場をのざと診療所からあおぞら財団会議室に会場を変えて開催しています。
  • 淀川区では、コロナの影響を受け、FCあいを会場に開催していましたができなくなりました。

第2回西淀川フードバンクに400人が参加

”助けて”といえる社会へ 地域での連帯を

コロナ危機の中、“助けてと言えない人に届けたい“との思いを胸に2月27日午後、第2回西淀川フードバンク(食料無料市場)が開かれました。雨の中開催された前回(1月24日)を大きく超える400人の方が参加されました。参加したボランティアは前日と合わせて100人以上に及びました。

当日は午後2時の開場を前に1時間前から100人以上が並ぶ長蛇の列。医師、MSW、弁護士による健康、生活、法律相談も行なわれ、今回は多くの方が相談に訪れていました。

参加した人からは「長引くコロナの影響で生活がいき詰まり途方に暮れていたが、こんなやさしさに触れ涙があふれた」「本国への仕送りで月3万円程度の生活の中で、ほんとうに命が救われる思い」などに声が次々と聞かれました。参加スタッフは「身近にこんなにたくさんの人たちが生活に困窮されているのかと驚きもし、“ありがとう”と言われ心が熱くなった」「ほんとうにやってよかった」などの感想を寄せられています。