コロナ禍でも健康診断を受けましょう!

新型コロナウイルス感染症への感染の懸念から、健康診断の受診控えが続いています。自覚症状が現れにくい病気は少なくありません。2人に1人はかかると言われている〝がん〞も、早期がんでは無症状であることがほとんどです。

西淀病院をはじめ淀川勤労者厚生協会各診療所では「健康診断実施時における新型コロナウイルス感染症対策について」や「院内感染防止のガイドライン」等に基づき、感染対策に取り組んでいます。

ぜひ、この秋、淀協の健康診断を受けましょう。

暑さも少しやわらいで来ましたが、今年度の健康診断はもうお済みでしょうか?
40歳以上の大阪市国民健康保険加入の方、一部の社会保険扶養家族の方、後期高齢者医療制度加入者の方に対して受診券がすでに届いているかと思います。大阪市在住の方は受診券を使い、お得な健診も準備しています。

◎社会保険本人でもがん検診

社会保険本人の方でも大腸がん検診・胃がん検診・乳がん検診・子宮がん検診・前立腺がん検診など、会社で受ける機会がないものについては、大阪市の制度を利用してうけることができます。

◎40歳未満や市外の方のコースも

40歳未満の方や大阪市以外在住の方でも受けていただくことができるコースもあります。

◎新たに、前立腺がん検診も

大阪市では、今年度から新たに『前立腺がん検診』がはじまりました。対象は50歳・55歳・60歳・65歳・70歳の男性の方です。対象年齢の方でこれまで受けたことがない方は、是非受診をおすすめします。

前立腺がん検診が始まりました|大阪市

◎昨年に比べて受診者減

西淀病院では2020年度の健診受診者数は2019年度に比べて約11%、件数では約1170件減少しています。

◎がん発見の遅れ

受診の延期による「がん発見」の遅れなどが危惧されます。ご自身の健康管理のために年に一度は健康診断を受けましょう。
健診の詳細につきましては、淀協内の診療所・西淀病院にお問い合わせください。

※病院・診療所の電話番号は以下の通りです。

西淀病院   : 06-6472-1141

千北診療所  : 06-6473-1864

姫島診療所  : 06-6473-5151

FCあい   : 06-6150-2051

FCなごみ  : 06-6300-5517

みんなとつながる楽しい オンライン健康体操

お家に居てもみんなとつながる「オンライン健康体操班会」が、今、トレンド上昇中です。なにそれ?とよく聞かれます。「『コンピュータ』や『スマホ』を使っての班会のこと」とお答えすると「え!そんなんムリや!」「私にはできひんわ!」などの声が返ってきますが、やってみると、すこぶる好評なんです。

ご高齢の方がコロナ感染症で、お家に閉じこもりがちになり、筋力が落ちたり、お話をする機会が減っていることに着目し、このままではいけない、フレイル予防に取り組もうと健康友の会とHPH委員会が一緒になって取り組んでいます。

奥園 理学療法士が、西淀病院から皆さんのご家庭に!中継会場に!画面越しに「皆さん聞こえますかぁ?」と呼びかけると「はぁ〜い」と元気な返事が返ってきます。テレビと違って、みんなでお話ができるのが魅力です。遠くは茨木市のお宅までつながっています。

お家でできる人はお家から参加。できない方は、地域の会場に集まって参加します。今年の4月から月1回(第4木曜日)開催しています。4回目の7月29日(木)は、お家から参加されている方が3人。3つの会場に12人が集まりました。

お家から参加されているMさん(野里2)は、「画面越しでもマスクなしで参加できるのがいいですね。皆さんの表情もよくわかるし、気兼ねなく大きな声でおしゃべりができます。リアルタイムで話せるのでドキドキしますね」と。一緒に参加している娘さんも「お母さんが元気に笑顔で体操している姿をみるとうれしくなります」と感想を語ってくれました。

早く、コロナ感染症が収束して、みんなで集まって、「健康づくり」ができることを願いつつ、コロナ禍でもできる「健康づくり」をすすめていきます。スタッフも試行錯誤をしながら頑張っていきます。これから、地域に会場を増やして、たくさんの方が参加できたらいいなと思います。皆さんも、ぜひ参加されませんか?

お家からできる方はお家から、元気になって、みんなでコロナを乗り越えましょう!

【問い合わせ】
西淀病院
06―6472―1141
組織課

「お元気ですか はがき」コンテスト

「お元気ですか はがき」コンテスト

日頃お世話になっているあの人に、感謝の気持ちを込めた作品を大募集

昨年は、「アマビエ塗り絵コンテスト」を行い、好評を博しました。
今年は、年齢を小学生から全世代、健康友の会の会員、会員以外の方もご参加頂ける企画にしました。ぜひ多くの方の参加をお待ちしています。

今回のテーマは「日頃お世話になっているあの人、大好きなあの人に感謝や大好きな気持ちを」です。ハガキサイズに暑中見舞いや残暑見舞いなどのお手紙や似顔絵、イラスト、絵手紙などでご応募下さい。

募集要項

応募資格会員、会員以外の方誰でも(年齢不問)
応募用紙ハガキサイズ(郵便ハガキ、年賀状、ポストカード等)
必ず書いて下さい●誰宛てか(「〇〇へ」を書いて下さい(両親、友達、祖父母など誰でも可)
●応募者の住所と氏名と年齢、電話番号
応募作品のイメージ暑中見舞いや残暑見舞いなどのお便り、川柳、俳句、似顔絵、絵手紙などオリジナル作品でご応募ください。
※既製の物は不可とします。(スタンプだけ、印刷物など)
送り先・ご提出先●〒555-0022 大阪市西淀川区柏里1-17-11
 西淀川・淀川健康友の会「お元気ですか ハガキ」コンテスト係
●淀川勤労者厚生協会の病院・診療所・介護事業所受付、お近くの健康友の会
応募締切郵送は9月30日の消印有効とします。
事業所等へのお届けは9月30日厳守とします。
詳しくは、西淀川・淀川健康友の会事務局 tel:06-6472-6453
選考について西淀川・淀川健康友の会役員の投票で上位25人の方を入選者とします。
賞 品入選者全員に図書券2千円分
発 表「健康の友」11月号紙面
※作品についてはお返しできませんので予めご了承ください。
※ 事務局は、応募者様の個人情報について、本コンテストに必要な範囲において運用し、関係法令及びその他の規範を遵守します。

熱中症に気を付けましょう

今年は新型コロナウイルスの流行により、感染を防ぐためには①人との距離をとる ②マスクの着用 ③手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなどが必要です。

十分な感染予防をしながら、特に気をつけてほしいことを紹介します。

○ 暑さを避けましょう。

室内の温度・湿度をこまめに確認しましょう。外に出る時は日傘や帽子をかぶって暑い日や時間帯を避け、無理のないようにしましょう。

○ 周りの人との距離を十分にとれる場所(2m以上)や自宅では、マスクをはずしましょう。

気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。

○ のどが渇いていなくても、こまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。

一般的に、食事以外に1日当たり 1.2リットルの水分の摂取が目安とされています。大体、500mlのペットボトル2本以上を目安にしてください。また、汗をかいたときは塩分も忘れずにとってください。

○ がまんしないでエアコンを使いましょう!冷房時でも換気扇や窓を開けるなど換気をしましょう。

室内温度が高くなることもあるので、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。

○ 日頃の体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

いつもと様子が違う!と感じたら
かかりつけの病院・診療所にお気軽にお電話ください!

(環境省HPから引用)

新型コロナウイルス感染症対策のとりくみ

命は平等をかかげ「断らない」医療を実践します

2020年は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界でも日本でも、私たちの生活様式を変え、価値観を変え、社会の在り方を問いだした1年半でした。第4波を迎えた大阪では最多の感染者数と死亡者数を更新し、医療体制が限界を超え通常医療がいよいよできなくなり、様々な場面で手遅れになるという事態に直面していました。

新型コロナ感染症対策本部を立ち上げ、学習を進める

西淀病院では、2020年1月末に急にサージカルマスクやN95マスク、アルコール消毒液など感染対策に必要な衛生材料が入らないという困難に直面しました。

異常事態と判断し、すぐに「新型コロナ感染症対策本部」を立ち上げました。同時に「当院で対応可能な疾患・病態であれば、断らず診療を行う」という方針を職員に通達し、全職員(受付委託会社職員含む)に対して接触飛沫感染対策の学習をすすめ、ICD(感染制御医師)によるCOVID-19の正しい知識と対応の学習会を開催しました。

職員の不安とストレスの増強と対応

2020年4月に入り、独歩で入院した初めての陽性者で呼吸状態が悪化し、人工呼吸器を装着して重症受け入れ病院へ転送をしました。また外来では遠方からの救急搬送など、搬送数が過去最高となり、外来到着と同時に人工呼吸器装着に至った患者も発生して、対応する職員の不安とストレスが増強しました。対策本部から「新型コロナウイルス感染症から私たちと地域の患者さんを守るために行うべき9つのこと」を発出し、連携病院の精神科医の協力、法人窓口のカウンセリングなどの対応をしました。

コロナ受け入れ病床届け出を

5月8日には、より厳密にゾーニング(コロナ感染患者の病原体によって汚染される区域と汚染されない区域を分ける)を行うため、陰圧テント外来を駐車場に設置し、法人内看護師の支援も受け診療を行いました。緊急事態宣言が明け感染が一定落ち着いた段階で、院内ゾーニングでの通常診療に戻しましたが、すぐに第2波が訪れ、病院外での発熱外来を現在も継続しています。そして大阪府からの要請に応えて、2021年2月3日よりコロナ受け入れ病床を届け出ました。

深まった地域医療連携

救急搬送依頼の増加に異常な変化を感じ、情報共有を目的に2020年3月19日に、西淀川区内の急性期2病院でコロナ対応の情報共有を行いました。その後、区医師会、区役所と新型コロナウイルス感染症西淀川区合同対策会議を開催しています。この連携により、2病院の発熱外来への区医師会の医師にも、出務協力をしていただき大変助かりました。

最大の第4波を迎え

変異株が中心となった「第4波の危険性」は、若年層でも重症化し亡くなる方がいる一方で、乖離した人々の行動(『慣れ』)のため人の移動が止まらないことでした。感染力が高く、重症化の速度は速く、発熱外来に自分で歩いて来た方が、病院に到着した頃には低酸素ですぐに人工呼吸が必要になったケースを何度か経験しています。本来入院が必要でも自宅療養せざる得ない方たちの中から死者を出したくないと、陽性者の中でも病状で気になる方へ健康確認をしようと法人内診療所とも連携をしています。

連携を強め「断らない」医療の継続を

区内対策会議は現在、他の2病院、区歯科医師会、区薬剤師会の参加もあり、医療機関対応とワクチン接種対応について会議をしています。西淀川区は、災害が起こった場合も孤立する可能性が極めて高い地域のため、行政も巻き込んだ日常的な地域連携が何より区民の命と生活を守ることにつながると確信しています。新型コロナウイルスはまだ収束していませんが、「断らない」医療の継続が、かけがえのない命を守ることに繋がるよう、今後も地域医療を支える一翼を担っていきます。

西淀病院看護部長 小玉裕加子