「健康の友」500号に-記念企画にご応募を

創刊から46年
-地域に根ざし、愛される新聞に-

「健康の友」は今号で500号を迎えました。
「健康の友」創刊号は1977年(昭和52年)10月1日の発行、一面トップには、西淀病院の移転新築(1979年8月竣工)を知らせる記事、見出しは「募金3億円突破『友の会』会員1900人に」でした。「新病院へ高まる期待」の記事では、地域・会員の声が寄せられています。

「御幣島T・Hさん:西淀病院は私達の病院、そして働く者の病院としていつでも気軽に安心して利用できる病院として、もっともっと大きく成長してほしいと思います」。地域の思いが詰まった新病院建設であったことがわかります。

また、藤本英夫淀川勤労者厚生協会理事長(当時)は「発刊にあたって」として、「会員・職員、地域のパイプ役を果たす「健康の友」が発刊…地域に根ざした新聞としてみなさんに愛され発展するように」と述べています。この基本方針は今も変わらず、さらに地域に根ざしていきたいと思います。

500号に至る約46年間の発行を支えた方、配達のご協力をいただいた方、また様々な分野の連載など担当された方々に心から感謝しつつ、今後もご協力ご指導を心よりお願いいたします。
また、500号を記念して下記の企画を予定しております。

記念企画にご応募を

①手記、レポートなど(形式自由)の文章を募集
テーマ
「私と健康友の会(健康の友)」
「今後の健康友の会(健康の友)への希望」
*編集部で選考の上、「健康の友」に順次掲載する予定です。

②クイズの正解者への賞品贈呈の人数を、通常5人のところ10人に
(第478回クイズ・9月10日必着)
*奮ってご応募いただきますようご案内いたします。

「健康の友」第1号(1977年10月1日付)

「私の大好き!私の推し!」コンテスト

今年は「私の大好き!私の推し!」コンテスト

「私の大好き!私の推し!」をテーマにしたオリジナル作品を募集します。
私の大好きな故郷、私の大好きなお母さん、私の大好きなペット、私の大好きな平和、私の大好きな憲法9条など、私の大好きな○○、「私の推し」をハガキサイズの作品にして応募してください(写真、絵手紙、イラスト、手芸品等の写真など)。

応募資格健康友の会会員、会員以外どなたでも
応募方法(1)ハガキサイズで所定の応募用紙にてご提出ください。
(2)郵送の場合は、ハガキを直接お送りください。
*応募者の住所・氏名・電話番号、20字以内の作品コメントを記入。
送り先・ご提出先●郵送:
 〒555-0022
 大阪市西淀川区柏里1-17-11 西淀川・淀川健康友の会
 「私の大好き!私の推し!」コンテスト係
●持参:
 淀川勤労者厚生協会の病院・診療所・介護事業所、お近くの健康友の会
*電子媒体での受付はありません。
応募締切2023年10月15日(日)必着
発 表「健康の友」12月・1月合併号にて

たくさんのご応募お待ちしています。

※作品についてはお返しできませんので、予めご了承ください。
※事務局は、応募者様の個人情報について、本コンテストに必要な範囲において運用し、関係法令及びその他の規範を遵守します。

問い合わせ先:西淀川・淀川健康友の会事務局
06-6472-6453

第36回定期総会-ごあいさつ

総会は、北山会長のあいさつで開会。来賓あいさつのあと、活動報告及び活動方針案を西村俊治副会長、予算案を中村玉枝事務局次長が提案。3支部から支部活動が報告されました。

地域から命と健康、くらしを守る運動を

西淀川・淀川健康友の会
会長 北山 良三

新型コロナウィルス感染症がようやく減少傾向となり、引き続き感染防止対策をとりながら徐々に活動範囲を広げつつあります。この一年間、様々な工夫をしながら活動を進めてきました。あらためて、健康友の会会員ならびに役員のみなさんのご協力に心から感謝申し上げます。

大阪では、IR・カジノ誘致の中止を求める運動がますます重要になっています。国は大阪のカジノ計画を認定しましたが7つの条件をつけ、審査結果報告書では多数の問題点を指摘しています。「中止を求める世論」を高めれば今からでも十分カジノを止めることができる可能性があります。

大阪市議会は、統一地方選挙直後の議会で「西淀川区の市会議員定数3を2に減らす」という内容も含む「市会議員定数削減」を強行しました。これは「身を切る改革」ではなく、「市民の声を切る改革」です。しかもまともな審議もせず、市民に知らせることもなく強行し、数の力でなんでも決めていく状況が露呈しました。来年には再び国民健康保険料の大幅な引き上げ、介護保険料の引き上げなどが行われる可能性があります。これらも見据えながら地域から命と健康・くらしを守っていく運動に大いに取り組んでいきましょう。

国の動きでは、G7広島サミットで「核兵器は戦争を止める」などと発信し、核兵器禁止条約にはまったく触れることがありませんでした。広島の被爆者をはじめ多くの国民の期待を大きく裏切ることになりました。国会もまた「悪法製造マシーン」のようになっています。5年で43兆円の「軍事費財源確保法」・60年以上の使用や新たな建設も認める「原発回帰法」・ひどい人権侵害の「入管法」・理解を妨害する「LGBT法」等々。そして、「マイナンバー法」の改定は、来年秋に健康保険証を廃止するというもので、国民皆保険を壊し命の危険を招くものとして、実施を止めていく運動を強めていく必要があります。

今後とも、みんなで協力し合ってだれもが平和のもとで健康で豊かに暮していけるよう、健康友の会を発展させていきましょう。


無料低額診療、フードバンクなど報告

(公財)淀川勤労者厚生協会
専務理事 穴井 勉

この3年間コロナ禍に淀協を支えていただいた西淀川・淀川健康友の会他3団体へ感謝状を贈りました。2022年度の経営はコロナ補助金も含めて良好でした。貧困への取り組みとして行っている無料低額診療事業の利用者数は診療期間の長期化の影響を受けて昨年に比べ減少しました。必要な方の紹介をお願いします。

フードバンクは2021年度から23年5月までに1100人のボランティアの参加で34回開催、6400人以上(延べ)の方が利用しています。「80プラン」実現には、2024年の医療費削減の為の改定など高いハードルがあります。その為に何としても2023年度予算を達成する決意です。健康友の会のみなさんのご協力をお願いいたします。


ダイバーシティ薬局の活動など

(一社)大阪ファルマプラン
理事長 宇都宮 励子

2023年度は、新理事長に宇都宮励子、新専務に河野茂穂氏が就任、役員体制が改まりました。2022年度の特徴的取り組みでは、コロナ対応、レインボーフラッグを全薬局に掲げダイバシティー薬局(多様化に対応した薬局)に、などの活動がありました。

経営では予算通りの収益と費用でしたが経常利益は予算の2・2倍を超える嬉しい結果となりました。2023年度は、「薬学生の実務実習を成功させ就職につなげる」「次期新中期計画(2024年度)を策定する」など9項目の方針を実践していきます。


初めて支部のたまり場が

健康友の会あいかわ
会長 岸田 宗春

大阪民医連西北ブロック健康友の会を代表して挨拶します。三島無産者診療所から続く相川診療所は建て替えの時期。今後は新診療所建設に向け、吹田市にある協力できるあらゆる組織と連携を更に進めて新診療所建設を成功させていきます。

初めて支部のたまり場が出来ました。コロナ感染症による制限が緩和され、地域に健康増進のセンターができたことを契機にさらに活動を広げていきたいと思っています。福島区でも新しく健康友の会ふくしまが結成。淀協、ファルマと一緒に地域に健康増進活動を進める健康友の会がこれで5つになりました。力を合わせて頑張りましょう。

第36回定期総会-支部指定報告

「歩こう会」など活発に活動

御幣島支部
青山さん

私は、以前家族が入院したことをきっかけに西淀病院と健康友の会を知り信頼を寄せていました。一昨年、御幣島支部世話人さんとセンターらくらく長渕事務長さんが訪問してくださり、支部世話人を引き受けました。

支部活動は、昨年から徐々に再開し、2022年度は「歩こう会」の試行を手始めに「手芸サークル」「いきいき百歳体操」と活発に活動しています。地域訪問の中で「介護保険の制度について知りたい」という希望をお聞きしたので、在宅総合センターらくらくの職員さんに講師をお願いして「介護保険学習会」を開催しました。たいへん好評でした。


 地域健康増進センターを開設

佃支部
支部長 梅崎さん

最大のトピックスは念願のたまり場地域健康増進センターの開設。開設に当たって5つの課題をやり切ろうと奮闘しほとんど会員だけですべて達成しました。「仲間増やし」は、スクエアステップ参加者や新婦人の紹介を受け訪問、「協同基金」は毎月世話人会で積立てて達成。「担い手」は世話人会で常に話題にしてあちこちに声掛けて、「いつでも元気」読者増やしは機関紙配布協力者のつどいで呼びかけて達成しました。

今年度5月にはたまり場で支部総会を、6月は食料無料市場も開催。50 インチテレビを購入し落語会、映画会も。今後は新婦人や親子劇場、子ども食堂とのコラボ企画など地域の団体とも協力しながら憩いの場を目指します。たまり場の暑さ寒さの対策もDIYでやる予定です。


できることをひとつずつ

ふれあい三国支部
松井さん

「できることを少しずつ」を合言葉に取りくみました。生活に困っている方へのつながりを作るため、独自のフードバンクを開催、7月約60人12月約40人の方が来場。カンパやボランティアなどたくさんの方の協力も。禁煙啓発のためタバコの吸い殻拾いをする「スワンスワン活動」、遠足、スマホ教室、地域の集会所を借りてオンライン体操などを開催、太極拳サークルも再開しました。

2023年度は、班会、健康講座を再開し、モルックなど新しいことにもチャレンジ、より地域と一緒に健康増進に取り組みたいと考えています。また積極的に地域訪問に取り組み、配達協力者や世話人など新たな担い手つくりにも頑張ります!

第36回定期総会-風刺のきいた話に大笑い

だれもが平和で豊かで健康に
風刺のきいた話に大笑い

6月24日(土)、エルモ西淀川にて、西淀川・淀川健康友の会第36回定期総会を開催。2022年活動報告と2023年活動方針案の提案、決算報告及び予算提案、第38期代表世話人を選出しました。

第2部は、桂文福さんと桂まめださんを迎えて文化行事、「お腹の底から笑い、楽しかった」「風刺のきいた話に『そうやそうや』と大笑い」など感想が聞かれました。