地域の健康増進、つながりを広げる活動を【竹島・加島支部】

「てくてく(散歩)サークル」から活動再開

竹島・加島支部は、西淀川区の竹島と淀川区の加島、三津屋の地域で活動をしている支部で、1700世帯の会員を擁しています。対応する事業所は「ファミリークリニックなごみ」が加島にあります。

てくてくサークル大阪城公園にて

コロナウイルスが流行する以前は、食事会や絵手紙、健康マージャンなど様々な班会やサークルをおこなっていましたが、コロナウイルスの影響で集まれなくなったため、活動を縮小せざるを得ませんでした。

しかし、また以前のように集まりたいという思いもあり、できる活動から始めよう!ということで、昨年、「てくてく(散歩)サークル」から活動を再開しました。再開の第1弾は近隣の江崎グリコ記念館を見学。久しぶりにもかかわらず7人が参加しました。その後も定期的に開催し、今では毎月(7〜9月の暑い時期を除く)開催できるようになりました。

また、コロナウイルスが第5類に下がったことも受け、以前のようにファミリークリニックなごみの会議室を借りて、サークルや班会もできるようになってきました。これからも地域の健康増進とつながりを広げる活動として、班会やサークルなど元気に活動していきたいと思います。

スマホ教室班会

《サークルの定例日のご紹介》

てくてく(散歩)サークル
第3水曜午前
•手芸サークル
第1、3水曜14:30~
•絵手紙サークル
第1、3木曜14:30~
•オンライン体操
第4木曜日

いっしょに歩こう「淀川・十三編」

今回から、淀川区を紹介していきます。

十三の地名の由来

十三の地名については諸説ありますが、昔、淀川の上流から数えて十三番目の渡し(渡船場) があったことから、「十三番目の渡し」がいつの間にか「十三」の地名になったと言われています。
また、なぜ《三》を《そう》と読むのかについては、日本では、古くから「ざ」「そう」「ぞう」などの俗読みがあり珍しいことではないようです。

十三渡し跡の碑

十三の渡し

淀川は、明治時代初期まで下流部でいくつも分流し、その一つとして現在の十三には中津川と呼ばれていた川が流れていました(新淀川の開削により消失)。江戸時代までに中津川南岸の成小路村(現在の新北野付近)と北岸の堀村(現在の十三本町付近)を結ぶ「十三の渡し」が設置されました。

成小路村は明治22年の町村制実施により、中津川南岸の村々と合併して西成郡中津村となりました。また、堀村は小島村や今里村など中津川北岸の村々と合併して神津村となります。

『西成郡史 大阪府西成郡役所編』(大正4年発行・復刻版昭和47年発行) によれば、「十三の渡、西国街道筋に当たり、西国諸侯の東する者多くは陸路ここへとり、はたご(旅館)二十余軒あり」と書かれています。

「十三の渡し」は、西国街道と大坂の市中をつなぐ重要な交通路であり、宿場町が形成されていました。明治7年(1874年)頃、「十三渡し」を経営していた橋本与三郎という方の届書には「運賃は人間1人2厘、牛馬1頭5厘、一日の売り上げ平均1円8銭」とあり、相当繁盛していた事がわかります。

渡しのたもとには通行客をもてなすための茶店が軒を連ね、その様子は『摂津名所図会大成』に「往還の旅人間断なし。名物焼餅を売る店多し」と書かれています。

明治11年に木造の十三橋(有料)が架橋され、渡し舟は消滅しました。その後、明治42年淀川大改修で最初の十三大橋が完成します。

現在の十三大橋

*1厘は1円の1000分の1
参考:『淀川区の史跡と伝承』(淀川区役所発行)・『東淀川区史』(東淀川区史編集委員会発行)

収益金・カンパを「NGO ペシャワール会」に届けました

「荒野に希望の灯をともす」上映会(6月30日エルモ西淀川)大盛況

「荒野に希望の灯をともす」上映会(6月30日エルモ西淀川)は、翌日の追加上映を含め536人の方が参加し大盛況で終えることができました。ご協力ありがとうございました。

長崎での原水爆禁止世界大会の帰路に、茨木診療所の松本さんと中村親子の3人でペシャワール会を訪問し、上映会で皆さんからいただいたカンパ20万円と収益金から5万円を、古川正敏事務局長にお渡ししてきました。

中村玉枝

淀協の協同基金の名称、規定および運用手順が変更になりました

日ごろから、当法人の事業を支える淀協の協同基金へのご協力ありがとうございます。この間、大阪府からの指導もあり、改めて規定を整備することが必要となりました。これを機に、健康友の会のみなさんからお預かりした基金の管理をより一層厳格に進めるものです。変更点の主なものは以下のとおりです。

  1. 名称を「淀協協同基金」から「淀協地域協同基金」へと変更しました。
  2. 淀協地域協同基金は1口1,000円とし、一人あたり上限額500万円と定めました。
  3. 増額につきましては、今後ともご協力よろしくお願いします。解約・減額につきましては、5年満期を原則としますがご相談ください。解約・減額手続きの書類は、法人本部の財務経理部にございます。
  4. 淀協地域協同基金に拠出できる方は、健康友の会会員であり18歳以上の方に限るとしました。
  5. 淀協の各事業所や本部事務局で、現金でお預かりした方には受領書を発行します。郵便振り込みの方については、「お礼状」の発行を行います。
  6. 西淀川・淀川健康友の会のみなさんに発行していた受取書の発行を中止します。今後は年度末の残高を年一回お知らせします。

なお、不明な点については、法人の財務経理部(TEL 06-6471-0496)にお問い合わせください。