今年も大勢の子どもたちが参加、「平和の尊さ」を学びました!

真剣に浅野支部長さんの大阪大空襲の体験を聞く子どもたち=西淀川・淀川健康友の会 柏花センター2階にて

 7月24日、西淀川労連と健康友の会柏花支部の共催で、西淀川区内の学童の子供たち80人参加で「子どもたちに平和を語るつどい」を柏花センター2階で開催しました。72年前の大阪大空襲を体験された浅野支部長にお話をして頂きました。戦争のお話と関連して大災害のお話がされました。災害のあとに必ず感染症が発生し、ストレスや栄養障害などの病気が子供たちに襲い掛かる怖さについても聞くことが出来ました。参加した子供たちは真剣そものの表情が印象的でした。お話のあとは、恒例のアニメ映画「火(ほ)垂(た)るの墓」を鑑賞し、“平和の尊さ”を学び、最後に楽しいカレーパーティーの企画を満喫しました。

終活は身のまわりの整理から


「心から感動した」と感想が寄せられた班会 = 元職員の内田さんが講師

7月10日、ファイナンシャルプランナーの内田さんをお呼びして「終活について」というテーマで班会を行いました。普通「終活」といえば、保険のこと、遺産のことなど、金銭的な相続の事を考えがちなだけに、今回のお話は面白かった。自分の死後、後始末に困る家具や身の廻り品を生前にどこに整理整頓して処分するか、思い出品や貴重品を処理できるか、人間の琴線(きんせん)にふれる部分もあり、どこでふんぎりをつけるかということを考えさせられるお話でした。引越しする前に、いらない物の多さに驚きながらも、なかなか捨てることの出来なかった事を思い出し苦笑いでした。「終活」というテーマは、非常に関心が高く20人を超える参加者がありました。みなさん「自分なら思い切ってできるかなぁ」と考えながら、興味深く聞かれていました。
“終活とは、いらない物を捨てる勇気である”この言葉の重みを感じました。

「二度と同じことを繰り返さない!」戦時写真展で伝える戦争

千羽鶴を持って記念写真=千北診療所戦時写真展

 8月1日~3日、千北診療所待合にて広島・長崎・大阪の戦時写真展を行いました。第2回大阪湾安治川臨港地区の空爆写真を見た女性は「昔、安治川に住んでいた。当時の事を思い出すと悲しいけど懐かしい」と。他にも「戦争で両親を亡くした」「親に内緒で志願兵として戦地へ行っていた」など貴重なお話を聞く事が出来ました。その中でも口をそろえてお聞きしたことは、「同じことを二度と繰り返してはいけない」ということでした。

2018新入職員研修会

働き始めて半年間が経過、「健康権」について学んだ研修会

 新入職員研修会の一環で、新入職員・先輩職員・友の会役員の方が一緒に、4つのグループに分かれ7月に(20日ひめしん支部・千北支部・佃支部、23日姫里支部・西淀病院支部、25日柏花支部・塚本支部・御幣島支部、31日あい、みくに支部・竹島、加島支部)行われました。目的は地域活動を通じ、友の会は健康権を守るため「共同のいとなみ」のパートナーである事を体感し、理解するためです。午前中は役員さんから支部活動の説明と楽しく昼食のカレー作り、午後からは地域訪問。役員さんが新入職員を温かく迎え入れて頂き、新入職員も入職し半年経過し疲れが出てくる時期ですが、ほっと一息つきながら、楽しく交流ができました。猛暑の中、在宅患者さんのご自宅に一緒に訪問し、患者さんの置かれている状況を知り、今年度の研修テーマである健康権について大いに学ぶ事ができました。

健康塾第2講「健康づくり体操」

健康づくり体操の実技指導を受ける塾生たち= 講師:横田理学療法士

健康塾第2講「健康づくり体操」は、8月18日に西淀病院の理学療法士:横田早苗さんに「健康でいきいきと長生きする為には、運動機能の低下(ロコモティブシンドローム)を防ぐことが大事」ということを15人の塾生が楽しく学び大変好評でした。体操の時には一人ずつ正しい姿勢や呼吸等をチェックしてもらい、「毎日の運動がロコモ予防にいいことが分かりました」「健康づくり体操の実技・指導は個々に実施しゆっくり話をされ、わかりやすい」「実際に皆でやってみて和気あいあい楽しかった」等々、感想が寄せられました。