現行の健康保険証を残してください

健康保険証をなくさないで‼

健康保険証をなくさないで・請願書名(PDF)

請願署名は、署名後お手数ですが、
お近くの淀協事業所にご持参、又は、
健康友の会(大阪市西淀川区柏里1-17-11)へ
郵送でお届けください。

「健康保険証を持てない人」を作り出す
健康保険証廃止の中止を強く求める

(全日本民医連)

全国保険医団体連合会のページ
(報道の記事・動画へのリンクが多数あります)

リバイバルダンス・御幣島支部

第3回 サークル・とりくみ紹介
御幣島支部 リバイバルダンス

懐かしのあの曲で無理なく楽しく!

「他の会場の百歳体操に参加したら、ダンシングヒーローの曲でダンス体操もやっていてとても楽しかった。健康友の会御幣島支部でも取り入れたらどうかしら」と、世話人さんの発案がありました。早速、テレビで宣伝してる「リバイバルダンス」のDVDを、支部で購入しました。

懐かしの昭和歌謡の曲、「川の流れのように」(美空ひばり)、「せんせい」(森昌子)、「年下の男の子」(キャンディーズ)、「365歩のマーチ」(水前寺清子)、などヒットソングがメドレーで流れます。日本認知症予防学会が監修、TRF(日本の音楽・ダンスグループ)が考案した運動機能・認知機能改善ができるダンスです。

踊るモデルさんは、TRFの皆さん。メンバーのSAMさんご自身の母親が病気になったことをきっかけに考案したダンスだそうです。
無理なく楽しく自然に身体が動きます。椅子に座ったままでも手足を動かして参加できます。

御幣島支部では、百歳体操の後、参加希望者が「リバイバルダンス」を10分くらい踊り、思い思いに「振り」を楽しんでいます。
「リバイバルダンス」でネット検索すると、SAMさんの動画なども出てきますので、自分たちの好みで、いろいろ選んで楽しむことも出来ると思います。ぜひ挑戦してみてください。
御幣島支部リバイバルダンスは、毎週木曜日午前10時からの百歳体操の後実施しています。

「らくらく」事務 井川

報酬改定 どうなる?医療・介護(下)

医療従事者の賃上げへの手当は不十分

物価高騰下でくらしを守るためにも、日本経済の「失われた30年」からの脱却のためにも「大幅な賃上げ」が世論の声です。今回の報酬改定では医療従事者の賃上げに診療報酬が当てられました。しかし賃上げの対象は「看護職員、病院薬剤師など」一部に限定されています。

また、全く同じ診療内容でも医療機関の賃上げの大小により、患者さんの自己負担金に差が出るという奇妙な内容となっています。そもそも、これまでより報酬が下るマイナス改定では、人手不足の解消や医療の質の確保、コロナ禍でも明らかになった必要な医療体制を維持する経費を確保できない、あまりに不十分なものであることは明らかです。

「患者さん、利用者さんの負担軽減」と
「適正な診療・介護報酬の引き上げ」を

初・再診料の引き上げにより窓口負担が増加することに、不安を感じる方も多くいらっしゃることと思います。しかし、医療や介護の人材不足解消や質の向上のためには報酬の引上げが必要です。

報酬の引上げによる患者さん、利用者さんの負担増加を緩和するには、社会保障の予算を増やし、負担割合を引き下げることが必要です。実際に、ヨーロッパ諸国などでは「窓口負担なし(原則無料)」を実現している国もあります。

2024年度の日本の軍事費は約8兆円、医療費に対する国の負担とほぼ同じ規模です。国民の命を守る責任が国にはあります。貧困・格差が広がる今、暮らしや命を守るために予算を使うべきではないでしょうか。

いっしょに歩こう「淀川区三国編」

戦争で移転した長教寺

西三国の住宅街にあります

今回は、淀川区西三国のファミリークリニックあい近くにある長教寺さんを、ふれあい三国支部世話人の前背戸由佳さんと訪ねました。阪急三国駅東口を出て、商店街を東に進み、スーパーの角を北に曲がると長教寺さんがあります。

長教寺の開基年代は不詳ですが、記録によると、1685年には現在の大阪駅前第2ビルあたりにお堂があったそうですが、1945年の大阪大空襲で灰燼に帰しました。出征していた先々代のご住職が復員されたのち、檀家の尽力もあり1952年に西三国の地に移転、その後1965年に本堂を再建し現在にいたります。ちなみに、本堂の中のご本尊と「お軸じく」は戦争末期に、茨木市に疎開しており難を逃れたそうです。

戦没者を弔う碑

このお寺で最も目を引くのは、その境内にある多くの個人碑と、「忠霊」と書かれたひときわ大きな石碑です。これらは、太平洋戦争で三国地域より出征し亡くなった方を弔うためのもので、個人碑の1つ1つに、お名前、戦死日、戦死場所、亡くなった時の年齢が記されています。
個人碑は130基あり143人の名前が記されています。そして忠霊碑では247人の方が合祀されています。

1つ1つの碑にお名前が

三国地域遺族会は、大阪市の遺族会よりも早く、1946年8月に結成されました。その後、先々代のご住職が協力され境内の一画を無償提供することになったそうです。

ひときわ目立つ「忠霊」の碑

本来、浄土真宗では国家の命令によって命を奪われた軍人のみを弔うという考え方はないそうですが、自らも出征した先々代が亡くなった方の悲嘆を思い、碑の建立に協力されたとのこと。三国地域遺族会は活発に活動されていましたが、高齢化の影響で2015年に解散。長教寺が永代供養を引き受けられ、今でも毎年8月15日に法要をあげられています。

想像することが大事

長教寺では、昨年9月末に西淀川・淀川健康友の会ふれあい三国支部主催の「平和を考えるつどい」を開かせていただきました。今回改めてご住職にお話をうかがうと「戦死された方にも苦悩があったと思う。口が裂けても『死にたくない』と言えなかった時代。心の中ではどのように思っておられたことか。想像することが大事」とお話しくださいました。

平和を考えるつどい

長教寺は、朝8時から午後5時まで開門されており、開門中は誰でもお参りできます。静かな住宅街の石碑の前で、戦争の悲惨さと平和の尊さを思いながらお参りされてはいかがでしょうか?