楽しい世話人会、活躍するグループライン【御幣島支部】

―事業所と地域の特性を活かす支部活動めざして―

御幣島支部は、1丁目から6丁目までに1500世帯の会員を擁する支部です。
拠点事業所の『在宅総合センターらくらく』は1階にデイサービス、2階に看護小規模多機能居宅介護、3階に訪問看護、訪問介護、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)の5つの事業所があり、その敷地内には公益財団法人淀川勤労者厚生協会(淀協)発祥の地を示す「いのちの平等」の碑があります。敷地内の旧館フロアーを活用して、100歳体操などの支部活動が行われています。

支部では、コロナ禍の間も感染対策しながら、世話人会で「お試し」の取り組みを進めました。健康診断案内への「季節のおりがみ添え」人数制限での「手芸サークル」、また「支部自前の『歩こう会』目指し、アーモンドやユーカリの木もある緑陰道路の散策」を1年間続け、2023年3月正式にサークルになりました。これらの活動を通じて新しい会員さんも増えました。

「いのちの平等」の碑の前で世話人のみなさん

取り組みの中で活躍しているのが「世話人会グループライン」です。「散策」では参加した人が景色や花々を投稿し、参加できなかった人も写真に癒され、さらに個々人のお勧めのイベントやボランティア活動の紹介を投稿し、大いに刺激され励まされています。エルモでの映画「お終活」が話題になり、2023年4月の「映画サークル」再開へと繋がりました。

今後も「みんなが健康でイキイキ」の名にふさわしい活動で、新たな会員さんの輪が広がることを楽しみにしています。

在宅総合センターらくらく
事務長 長渕 律子

電話訪問で四苦八苦!

電話で「健康友の会御幣島支部の世話人をさせていただいている〇〇と言います。コロナなど大変な夏でしたがお元気にしてらっしゃいますか」まではスラスラと出るのですが、「インフルエンザの予防接種」や「住民投票」へ対話を繋げるのに四苦八苦です。
1軒でも2軒でもと、コールしています。たとえ、「お元気ですか」の声掛けだけに終わっても、電話に出られる方の(ご高齢とは思えない)「ありがとうございます」の元気な声に励まされ、合間、合間で自分たちのおしゃべりも楽しみながら頑張ってます。

サークル班会の再開を願って

ひさしぶりに百歳体操を楽しむ参加者

コロナ禍の中、支部の世話人さんで5月に「お元気ですかコール」を取り組みました。
対話の中で聞かれたのは「デイサービスなど受けさせて貰えて、本人も家族も有難いが、受け入れ施設の人たちが本当に大変だと思う」「家族が施設での面会が出来ないのが辛い」など、医療や介護への切実な声もありました。中でも百歳体操やサークル班会に行くことが出来ず、運動不足や楽しみが無くなったとの声が多く寄せられました。

世話人会で議論して3蜜対策をして百歳体操やサークル班会が再開できないかを話しました。
感染症対策を講じ、7月25日に映画会、7月30日から百歳体操を再開しました。久しぶりの百歳体操でしたが皆さん快い疲れで毎週参加出来ると喜んでもらっていた矢先、またまた大阪の感染者が増えてしまいました。止む無く一回だけの再開に終わり、再び中止になりました。
コロナ感染症で生活様式も変わってしまいましたが、せめて週一回の体操やサークルが再開できることを願ってやみません。

チアリーダーでクリスマス会

最後はみんなで「恋のバカンス」!

メンバーの中に友の会の会員さんもおられる「おとん・おかんのチアリーダーズ」の皆さんが、12月23日デイサービスみてじまのクリスマス会へ来て下さり、クリスマス会を盛り上げてくれました。
パネルシアターや職員と一緒に寸劇風?の出しものもあり楽しいひとときでした。
最後は「恋のバカンス」でフィナーレ。職員も一緒に踊りましたよ。

要求で広がっています。仲間づくり!

復活して仲間も増えた手芸サークル

御幣島支部では、手芸・手作り小物・ピンポン・百歳体操・映画会など、会員の要求に沿った班活動が着実に前進しています。

支部には活動場所として旧林先生宅の「友の会ふれあいハウス」と、多目的ホール(旧御幣島デイサービスセンター)があり、会員が日常的に利用する西淀病院やのざと診療所も一定の近さにあります。高齢者施設「在宅総合センターらくらく」の存在など有利な条件を活かし、職員・住民連携の活動へ期待が広がっています。