姫島診療所開設70周年!これからも地域の皆様と共に

 6月12日は、姫島診療所(病院時代を含む)が開設してから丁度70年の記念すべき日でした。今までご支援頂いた全ての方に厚く御礼を申し上げます。これを受けて待合には、記念横断幕を作成し患者様にもお知らせをしています。
 姫島の地で地域の皆様の力で誕生し、たくさんの人と触れ合い、共に闘ってきた諸先輩方へ改めて敬意を表すると共に、これから歩んでいく道もまた、地域の皆様や患者様・友の会の皆様と進む道でありたいと思っています。コロナの感染拡大予防のため記念集会は差し控えていますが、歴史に学び、未来に向けての取り組みを準備しています。
 これからも益々のご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

2019年度まとめ2020年度方針

西淀川・淀川健康友の会
2019年度まとめ2020年度方針

はじめに

 今回の総会は、新型コロナウイルス感染拡大の状況をふまえ、一堂に会しての総会という形式では行わないこととなりました。多くの会員のみなさんとともにこの一年の活動を振り返って交流し、これからの取り組みの方向を直接語り合うことができないのは、誠に残念です。一日も早い新型コロナ感染の終息を、みんなで協力し合って実現させましょう。
今は、世界でも日本でも、そして大阪でも、新型コロナウイルス感染症を押さえ込む取り組みが最大の課題となって動いています。わからないうちに新型コロナウイルスに感染し、あっという間に死亡する事例が多発して、世界中で不安を広げています。また、大量の失業者や生活困難者を生みだし、経済活動は著しく後退し、1930年代の世界大恐慌以来の危機的状況が続いています。
世界の国々では、年間の国家予算規模以上のコロナ対策予算を組み、命を守り感染を防ぐための取り組みや、暮らしと事業の継続を支える援助・補償の取り組みにのりだし、厳しい外出規制や事業活動の休業を緩めつつある国も出てきています。しかし、規制を緩めた国では、再び感染が拡大している状況もあり、コロナ問題は一定の長期的取り組みになると予測されています。世界中で行き来し合う今の時代では、一国だけでの終息では解決しません。それぞれの国での進んだ経験から学び合い、すべての国での新型コロナ感染の終息を実現しなければなりません。
我が国では、いまだに届かない「アベノマスク」や極端に少ないPCR検査状況、自粛や休業は迫るが「損失補償はしない」と表明するなど、安倍政権のコロナ対策のお粗末さが目立っています。一方で、自粛要請に応える国民的な協力と、まともな対策を求める声と運動によって、感染爆発の抑制がはかられているとともに、「1人一律10万円給付」や事業継続に向けての「持続化給付金」が実現するなど、不十分ながらも前進している状況もあります。
同時に、憲法改悪や国政私物化疑惑の封印、検察庁法改悪など、コロナのドサクサに紛れての安倍政権の悪巧みを決して許してはなりません。
大阪では、休業要請解除の基準を示す「大阪モデル」の発表など、吉村知事の言動が目立っています。「陽性率7%未満」「感染経路不明者10人未満」などの「解除の基準」を示すことは間違ってはいませんが、それをコロナ感染の実態をふまえた実効性あるものにするには、そもそものPCR検査の実施数が少なすぎます。PCR検査数を大幅に増やすとともに、医療や介護への財政的支援・物質的支援を強く求めていきましょう。
あわせて、コロナ問題で浮き彫りになっている「維新」市政による市民病院廃止、保健所職員削減、衛生研究所の統合・独立行政法人化などの間違いを明確にするとともに、大阪市廃止のいわゆる「都構想」や民営賭博場「カジノ」をやめさせる運動にもいっそう力をいれていく必要があります。

2019年度活動のまとめ

-健康づくり運動-

  • 無料低額診療事業や淀協の公益法人化、4法人合同のパンフレットを全会員に訪問し渡す取り組みを淀協・大阪ファルマプランの職員と行いました。その際に淀協の健診や健康友の会が取り組んでいる健康の取り組みについて紹介しました。
  • 姫里支部は今年度も淀協から委託を受けた健康増進事業を取り組みました。主にはいきいき百歳体操、スクエアステップ、認知症カフェ(オレンジCafè)、介護教室、終活講座など。
  • いきいき百歳体操やボランティアエキスポなどで、淀協HPH委員会と取り組んでいるスクエアステップを広めました。もっと広めるには健康友の会会員のスクエアステップ指導員を増やす事が必要です。
  • いきいき百歳体操(3支部)や認知症カフェ(オレンジカフェ、4支部)を取り組み、区の連絡会にも積極的に参加しました。
  • 2019年度も健康塾の1講座で「健康チャレンジ」スタート集会を行いました。今年度は大阪の生協と同じパンフレットを使用し、他の組織(医療福祉生協)との比較ができるように工夫しました。達成者比率は昨年を下回りましたが前年のエントリー者を超えました。グループ参加はエントリーの達成も昨年を超えました。
    健康友の会「新春のつどい」では、グループ達成者の抽選会を取り組み、参加者はとても喜んでいました。
  • 2019年度は新しい健康チェック機器を購入しました。(体組成計、握力計、足趾力計)健康チャレンジスタート前に健康チェック班会を積極的に開催し、喜ばれました。
  • 健康塾は、健康づくり委員会の提案を受けて、「減塩(ちょい塩)講座」、「健康チェック機器の取り組む意義と使い方講座」を新しく取り組み教養講座から実践講座へと少しずつ変化を遂げています。
  • 健康塾参加費用の値下げを行い、参加しやすくしました。(10回3,000円→8回1,000円)
  • 健康塾同窓会を「ちょい塩」の内容で計画しましたが、新型コロナウイルス感染流行の為、中止しました。
  • 2019年度から「西淀うちの支部」が新たに誕生月健診の案内を開始しました。これで65歳以上(千北支部は40歳以上)の会員さんに誕生月健診の案内を行っている支部は5支部になりました。
  • 全会員訪問の中でも、訪問先で「もう今年は健診お済みですか、まだであれば是非淀協の健診を」と声をかけ、実際に健診受診につながった報告が健診課からありました。
  • まちかど健康チェック運動は、今年度もはっぴぃひめじま支部、塚本支部、千北支部が粘り強くスーパーや地域で取り組んでいます。

-安心して住み続けられるまちづくり-

  •  「健康の友」号外で西淀うちの支部、柏花支部、はっぴぃひめじま支部、御幣島支部などで「選挙に行こう」と、会員に呼びかけました。西淀うちの支部では特に「消費税増税反対」と「安心できる年金」署名を訪問行動で呼びかけました。
  • 機関紙「健康の友」で毎月、秋の強化月間の全会員訪問で「無料低額診療事業」について知らせました。
  • 2019年度の行政区懇談や国会要請行動は取り組みが弱く、一部の役員の参加に終わりました。消費税10%、高すぎる国保料・介護保険料の問題など私たちの健康と暮らしに直結する問題が沢山あります。安心して住み続けられるまちづくり実践の為にも積極的な参加が求められます。
  • はっぴぃひめじま支部は、診療所職員と共にスーパーで健康チェックを実施し健康相談や介護相談に答えました。全体としては、こういったスーパーや商店街などの屋外での健康チェックが弱まっています。
  • 終活学習会やいきいき百歳体操でのミニ学習班会など職員や専門家を講師に学習するとともに会員の相談にも乗る取り組みを行いました。
  • 柏花支部の認知症カフェでは他の事業所から講師を招いて認知症予防の学習会を開催しました。
  • 西淀うちの支部では西淀病院が毎月1回開催する認知症カフェに協力しコーヒーなどを提供しました。
  • 支部が所属する地域の小学校で開催される防災訓練に参加する事を呼びかけました。
  • 大阪市をよくする会西淀川連絡会事務局に入り、「都構想」に反対の運動に、積極的に参加しました。2020年11月1日に「都構想」住民投票が行われます。「都構想」の危険性について全会員に知らせます。
  • にしよどリンク(西淀川区)などに参加し交流しました。
  • 無料塾千北教室は参加者の急激な減少の中継続が困難になりました。以前より千北教室に食事を提供して頂いていた子ども食堂『くるる』と共同して子ども食堂に宿題の見守りで参加する事になりました。
  • 淀翔モール(大阪市民フェスタ)に参加し、『注文を間違える足湯カフェ』に淀協福祉部とともに協力しました。

-平和を守るとりくみ-

  • 淀協の事業所で世界大会に向け千羽鶴を作る運動や、カンパ活動に職員と共に参加しました。
  • 塚本駅の69行動についても積極的に参加しました。
  • 原水爆禁止世界大会にはここ数年2人参加と以前に比べ参加する会員が高齢化の影響もあり減っています。会員からの代表派遣を出す努力が必要になっています。
  • 3・1ビキニデー集会は新型コロナウイルス感染流行で開催が取りやめになりました。
  • 2019年も「平和の鐘」法要や「平和のつどい」「ミニ戦争展」など、例年通りの取り組みができました。しかし情勢にあった広がりは作れていません。一層の飛躍が求められています。
  • 姫里支部では新しく地域の保育所、学童保育と共同で「平和フェス」が開催され、30人が参加しました。
  • 「戦争あかん!!ドラムデモ」については、代表世話人会や支部世話人会で毎回告知し参加を促しました。
    また、平和委員会が開催する毎月の学習会についても知らせていきました。しかし、世話人、役員の高齢化に伴い夜の行事と言う事もあって参加は減りつつあります。
  • 「 憲法フェス」などに参加を呼び掛け参加する事はできました。今後の運動については学習を中心に粘り強い運動が求められています。

-淀協や大阪ファルマプランの事業所を発展させるために-

  • 淀協HPH委員会に参加し、淀協が進めるスクエアステップ、防煙教室の呼びかけに答え共同して進めました。
  • 会員に向けて全支部ではありませんが、誕生月健診の案内を行いました。また、職員と共に取り組んだ全会員訪問では健診のお誘いを行い、会員からも健診課からも喜ばれました。
  • 協同基金は全支部で10,554万円の到達です。
  • 「 1万人の健康まつり」の実行委員はその殆どが会員でした。毎月の実行委員会に積極的に参加し、模擬店、フリマでは90ブースの参加を組織する事ができました。その中では今までかかわりの少ない地域の人々や、大阪農民連や奈良農民連、紀ノ川農協や大阪東部卸売市場など新しいつながりも作りました。また他の法人と協力し、大阪以外の県事務所に模擬店の出店をお願いに廻り、模擬店2店舗の参加の協力をして頂く事ができました。残念なことに新型コロナウイルス感染流行の影響で「1万人の健康まつり」は中止にはなりましたがこの運動を通じて地域や他団体との新しいつながりを作る事ができました。

健康友の会発展のために-

  • 全支部で討議し、担い手(支部世話人、機関紙配布協力者)を作ろうと行動し、一定の前進はありました。一方で職員や世話人が一人で百部を配っているなど課題はまだまだ残されています。高齢化が進み、新しく機関紙配布協力者ができても、配布できなくなる会員も同時に出ているのが現状です。一人の会員、職員が最高50軒までの配達部数にする努力を行い、将来的には1配布協力者が10軒くらいになるまで追求する事が必要です。一人の配布部数が10軒になればそれぞれの会員宅の状況がつかめます。明るいまちづくりを進めるためには強めなければならない運動です。
  • 支部分割については支部を運営する担い手(支部世話人)を増やさなければなりません。その為にも魅力ある支部づくりをしなければなりません。
  • 「仲間増やし」(会員増やし)のそのほとんどは職員によるものです。2019年度はそこからの脱却できたとは言えません。
  • 大阪民医連共同組織活動交流集会や大阪民医連共同組織活動交流集会に参加し、他の法人の共同組織の活動を学びました。大阪民医連共同組織活動交流集会では特別分科会のスクエアステップを健康友の会として担当しました。
  • 法人が合同する4つの法人の地域の共同組織とは毎月連絡会を開催し、活動等の交流を行いました。
    また、2019年度共同組織強化月間ではスタート集会を4つの共同組織と合同開催しました。
  • 1万人の健康まつり実行委員会では会場が地元と言う事もあって実行委員長、事務局長を引き受け奮闘しました。
  • 支部が自立した運動の支えとなる財政活動は全支部が十分な取り組みはできていません。
  • 毎回の支部世話人会は職員も入れた形で運営されていますが、これと言った決め手はできていません。今後も引き続き、職員、世話人の協力で担い手づくりを考えていきます。
  • 2019年度は西淀川区協議会は一度も開催できませんでした。
  • 淀川区では淀協副専務が中心に淀川区の事業所の経営状況や健康友の会の支部の活動などを交流しました。

2020年度活動方針

-健康づくり運動-

  • 「 健康づくり委員会」の活動を活発化させます。特に「健康塾」とのコラボ企画、「健康チャレンジ」、「ちょい塩」などの運動を引き続き発展させます。
  • HPH委員会で提起されている「スクエアステップ」を更に地域に広げていきます。その為にはスクエアステップ指導員、スクエアステップリーダーの養成を淀協と相談しながら進めていきます。
  • 「いきいき百歳体操」は4支部が取組み、広がりを見せています。また、「健康マージャン」「ピンポン」など楽しく健康になり、認知症予防になる魅力的な支部の活動を今後とも模索していきます。
  • 2019年に導入した新しい健康チェック機器測定班会開催の強化を図ります。
  • 2019年度末から新型コロナウイルス感染流行の問題が日本列島を包み込みました。インフルエンザも含めてウイルス感染の問題について淀協、大阪ファルマプランとも協力し対策していきます。

-安心して住み続けられるまちづくり-

  • 大阪「都構想」は私たち大阪市民にとって「安心して住み続けられるまちづくり」を壊すものです。
    その内容について「大阪市をよくする会西淀川連絡会」と共に会員、地域の方々に知らせていきます。
  • 地球温暖化に伴い夏の暑さが激化しています。淀協、大阪ファルマプランの職員と共に「熱中症訪問調査」を取り組みます。
  • 西淀川区は大阪市内で1、2を争う国民健康保険滞納者差し押さえが多い区です。社保協に結集し、共に改善をめざします。
  • 西淀川区でも淀川区でも小学校を減らす計画があります。防災の観点からも子どもたちの通学の安全の確保の面からもとても許す事ができません。反対をしていきます。
  • カジノ問題についても反対運動に参加していきます。
  • 年金問題、国民健康保険、介護保険問題など社会保障の問題は山積しています。私たち西淀川・淀川健康友の会は地域の団体と共に解決する運動に参加します。

-平和を守るとりくみ-

  • 沖縄基地問題、原発問題、憲法改悪など安倍政権は私たちの生活を壊すとともに平和についても壊そうとしています。淀協、大阪ファルマプランを始め共闘できるあらゆる団体と共に戦います。

-淀協や大阪ファルマプランの事業所を発展させるために-

  • 淀協から提起された協同基金の目標を全ての支部、院所、事業所と共に達成していきます。
  • 引き続き淀協の無料低額診療事業を会員や地域に知らせていきます。
  • 淀協、大阪ファルマプランの職員研修など後継者育成について協力していきます。
  • 誕生月健診案内活動は西淀川区・淀川区の健診受診率を上げ元気な西淀川区・淀川区を作る事にも、淀協の診療所の経営にも貢献する事になります。会員訪問時にも積極的に淀協の健診を勧めていきます。

-健康友の会発展のために-

  • 2020年は山梨県で全日本民医連共同組織活動交流集会が開催されます(延期)。積極的な参加で支部や地域での活動に活かしていきます。
  • 合同する4つの法人に対応する健康友の会連絡会を定期的に開催し交流しお互いが高め合える行事等を開催していきます。
  • 機関紙配布協力者、支部世話人を中心とした健康友の会の活動の「担い手」作りを今年も目標を持って進めていきます。
  • 要求実現、特に健康要求は第1級の国民の要求です。2020年度も健康につながるサークル、班会、教室や行事を開催していきます。
  • 2020年度も「仲間増やし」「班会開催」(教室開催含む)、協同基金増やし、「いつでも元気」誌増やしの各課題の目標を持って取り組みます。10月~11月を健康友の会強化月間と位置づけ集中的に取り組みます。
  • 世話人自らが叶えたくなる様な楽しいサークルや班会、行事に取り組み、会員や地域の人々が私たち健康友の会の運動の輪に加わりたくなるような魅力ある組織作りを目指します。
    世代にあった要求実現の取り組みを追求していきます。

すべての運動方針の全面実践は、新型コロナウイルス感染拡大が終息したのちに行います。

フレイル予防で健康を守ろう!

フレイル予防で健康を守ろう!

 新型コロナウイルスで三密(密閉・密集・密接)を避ける為に外出自粛を余儀なくされ、身の回りの事など生活動作が行いにくくなっていませんか。今回は地域総合内科の野口医師にフレイル予防について書いていただきました。

 健康友の会の皆様、元気でお過ごしでしょうか?
 TVのニュースは新型コロナウイルス感染症のことばかりで、不安な思いで過ごされている事でしょう。また、感染拡大を防止するために、様々なイベント開催が中止となり、緊急事態措置として、三密(密閉・密集・密接)を避けるように!外出を自粛するように!と言われ、健康友の会活動も行えず、生活スタイルが一変している事でしょう。

適度な運動

フレイル予防の3つの柱

 もちろん、今は感染拡大を防止することが大事でありますが、一方、感染を恐れるあまり、家の中で動かない生活が長く続くと、昼夜逆転になったり、身体や頭の動きが低下したり、歩くことや身の回りのことなど生活動作が行いにくくなったりして、フレイル(虚弱)が進んでいきます。(図1)
 フレイルが進むと体の回復力や抵抗力が低下し、自分で自分の事ができなくなり、要介護状態になっていくといわれています。
 身体のフレイルだけでなく、心のフレイル、そして社会的なフレイルもあいまってフレイルサイクルが回っていきます。
この負の連鎖をいかに早期から断ち切るかがとても大事であるといわれています。
 フレイル予防のための3つの柱として①「栄養(食・口腔機能)」②「身体活動(運動)」③「社会参加(仕事・余暇活動・ボランティア)」があり、それぞれ住民個々人が継続できるような形で取り組むことが必要です。

心のつながりを感じて

 このような時こそ、ご家族や友達、地域のつながりを活かして電話や手紙・メールなども利用しながら心のつながりを感じていきましょう。
 そして、フレイル予防としては3つの柱にそって ①栄養バランス(難しければ色どりよい食事を意識する)のとれた食事 ②規則正しい生活、家の中でストレッチ(図2)や階段昇降、窓や床など体を目いっぱい使って掃除する、屋外でも人と距離を保ちながら散歩やランニングをする ③電話などでお友達と話したり、室内でできる読書や手作り工作、園芸、裁縫、パズル、トランプなどで笑顔を忘れずに過ごしていきたいものですね。

電話で人とのつながり

西淀病院 地域総合内科 野口医師

新型コロナウイルス感染防止のために

 新型コロナウイルスの感染が広がっています。是非については議論があるところですが全国の学校が一斉休校になる、春の選抜高校野球が中止になる、大相撲春場所が無観客相撲になるなど、私たちが、これまで経験したことのないような状況が日本でも世界中でも広がっています。一日も早い収束が望まれます。「感染しない、感染させない」ために日常生活で心がけることはどんなことでしょうか。
 西淀病院副院長の福島啓医師(ICD:感染制御医師)にお伺いしました。(編集委員会)

感染予防の基本3つ

-感染を防ぐために、どんなことに気をつけなければなりませんか。

福島 感染予防の基本は3つです。

  1. 感染しやすい場所を避けることです。屋内で人がたくさん集まる場所、換気の悪い密閉空間、たとえば、満員電車やライブやイベント会場、ゲームセンター、喫煙室などを避けることです。近距離での会話や発声を避けることも重要です。
  2. 感染した人はもちろん、濃厚接触の恐れのある人、かぜ症状があるか治ったばかりの人との接触を避けること。これらは相手が傷つかないように気をつけながら、自分と周りの人を守るためにしっかり気をつけることが必要です。
  3. 自分にかぜ症状があるときは外出しない。かぜ薬を必要とする人は外出しないことです。そして症状が続いて心配な場合は、帰国者・接触者相談センター(06-6647-0641)や最寄の保健所に相談するようにしてください。


混雑した場所・人混みを避ける

 

こまめな手洗い、マスク着用を

-日常生活の上で、心がけなければならないことはなんですか。

福島 ぜひ、次のことを心がけてほしいと思います。

  1. こまめに手を洗いましょう。こまめに石鹸で手を洗うこと、アルコール消毒液があればアルコール消毒をしましょう。洗っていない手で目や鼻、口などを決して触らないようにしましょう。
  2. マスク着用を心がけましょう。マスクは特にうつさないために必要です。咳エチケットに心がけることやマスクの取り外しはひもの部分を持ち、表面に触れないようにしましょう。
    マスクが手に入らない場合、新婦人新聞や週刊誌などにも自分でつくる方法も紹介されていますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。また、マスクができない場合は、意識してこまめに水分やお茶を取ることで、のどなどにウイルスが付着する時間を短くすることで感染予防が期待されます。いつもよりも意識して手洗い、水分をこまめに取るなどを心がけてください。
    また、食事からしっかり栄養を摂ることも忘れないようにと続けます。免疫力をつけるためにも、抗酸化作用のあるビタミンC(緑黄色野菜、果物など)や粘膜を強化するビタミンAやβーカロテン(レバー、うなぎ、緑黄色野菜など)などを中心に、栄養補給を行うのがおすすめです。
  3. 定期的に部屋の換気をしましょう。共有スペースや他の部屋も定期的に窓を開けるなど意識的に換気をしましょう。
  4. 毎日、体温チェックや健康状態に注意し、具合が悪い時は、特に現状ではまず電話でかかりつけ医に相談しましょう。

これらのことは、厚生労働省、大阪府などのホームページなどにも載っています。間違った情報に惑わされることなく、正しい情報のもとに行動しましょう。

-ありがとうございました。みなさんご一緒にがんばりましょう!


手洗い・マスク・換気

健康塾第8講「修了式&現代社会を健康に生きるために」

2月15日(土)に健康塾第22期第8講の修了式と大島塾長の「現代社会を健やかに生きるために」の講義を受けました。
今期は「健康友の会」の日常活動に活かすために健康チェック機材の学習や減塩(ちょいしお)を学ぶなどの工夫を行い、35人が受講し14人が修了しました。
一人ひとりからの発言では、「今年4月で90歳になりますが健康塾に参加し2つのことが出来ました」「健康塾に参加して何もしゃべれないと思っていたがすぐに友達ができ、今では区役所の減塩学習会に参加する事ができてる」など感動する話を多くの方がされました。
最後に運営委員会から「運営員になってほしい」と「減塩(ちょいしお)の話を中心にした同窓会をやります」の訴えをしました。