野里住吉神社「一夜官女祭」

今回は野里住吉神社の「一夜官女祭」について、6歳のころに一夜官女に選ばれた今村久美子さんと共に神社に伺いお話を聞いてきました。

6歳の頃の今村(旧姓:井上)久美子さん

「一夜官女祭」(大阪府無形文化財)は毎年2月20日(旧暦1月20日)に行われています。かつて野里村は「泣き村」と呼ばれ風水害や疫病に見舞われた時代があり、村人たちは「村を救うために乙女を神に捧げよ」という神託を聞き、「旧暦1月20日に白矢の打ち込まれた家の娘を生贄として神に捧げた」そうです。

村を通りかかった武者修行中の岩見重太郎が「神は人を救うが人に犠牲は求めない」と述べて乙女の身代わりになり、神のふりをしていた狒々(ヒヒ)を退治したという話が伝わっています。(なお、かつて乙女たちが運ばれた場所は社殿裏の「龍の池」で、その池は現在は埋まり、跡地に乙女塚が建てられています。)

昔は池だった場所は、埋め立てて「乙女塚」になっています

現在も一夜官女に選ばれた7人の少女とお付きが、その年の「宿」で当矢の式(親子の別れの盃)を行い、その後に街を練り歩いて神社へ向かいます。今村さんもお化粧をしてもらい、白い着物に赤い袴を着け、頭にキラキラ輝く冠をのせてもらった思い出を語ってくれました。

とても寒い日で着物が風にあおられフラフラして歩き、神事の時も冠が傾いてきて寒くて震えていたそうです。由来は悲しい歴史の御神事ですが、今は地域の安全と幸せを願う華やかな祭事になっています。

お口の健康 第1回「人は口から老いる?」

「サルコペニア(筋肉量減少症)」と負のサイクル

お口の健康について

人間というのは、身体・精神・社会性の3つの側面から弱っていきますが、最も大きな影響を持つのがからだの虚弱です。からだの虚弱の本質は筋肉が減少していくことで、からだを動かす筋肉が細って減ってきたということです。この筋肉の減少をサルコペニア(筋肉量減少症)といいます。

サルコペニアには食べる機能の低下が食事摂取量・たんぱく質の低下を引き起こすサイクルがあります。食べる機能の低下は「歯が抜けること」であり、それによってひきおこる口腔機能の低下によるもので、口の周囲の筋肉やかむ筋肉の量も減少します。

つまり口のサルコペニアが起こり、これで食べられなくなり、続いて全身のサルコペニアからさらに口腔の筋肉が減少するというサイクルが完成します。低栄養からサルコペニアになる前に、「入れ歯を入れて噛める口に」改善できたら要介護への道を先延ばしにできるということです。このように「口の衰え」が身体の衰えと密接に関わっているので、医科との連携は非常に重要です。


5つのテーマに沿って連載します

大阪府歯科保険医協会の協力を得て、5つのテーマで連載します。具体的には、「人は口から老いる?」「歯の数が多いほど認知症にならないか?」「歯を失うと転倒リスクが高くなる?」「歯の数が寿命に影響する? 」「元気な人は知っている。お口の健康が老化予防につながる理由」という5つのテーマです。

身体もお口も健康に-オーラルフレイル-

第2回西淀川フードバンクに400人が参加

”助けて”といえる社会へ 地域での連帯を

コロナ危機の中、“助けてと言えない人に届けたい“との思いを胸に2月27日午後、第2回西淀川フードバンク(食料無料市場)が開かれました。雨の中開催された前回(1月24日)を大きく超える400人の方が参加されました。参加したボランティアは前日と合わせて100人以上に及びました。

当日は午後2時の開場を前に1時間前から100人以上が並ぶ長蛇の列。医師、MSW、弁護士による健康、生活、法律相談も行なわれ、今回は多くの方が相談に訪れていました。

参加した人からは「長引くコロナの影響で生活がいき詰まり途方に暮れていたが、こんなやさしさに触れ涙があふれた」「本国への仕送りで月3万円程度の生活の中で、ほんとうに命が救われる思い」などに声が次々と聞かれました。参加スタッフは「身近にこんなにたくさんの人たちが生活に困窮されているのかと驚きもし、“ありがとう”と言われ心が熱くなった」「ほんとうにやってよかった」などの感想を寄せられています。

鮒子多という姓について

前回は「判官(源義経)松の跡」について書きました。今回はその続きです。

「鮒子多」という名字を知っていますか?何と読むかご存じですか?そしてこの名字の方は現在何人くらいおられるのでしょうか?
まずこの名字は「ふじた」(又は、ふした)と読みます。そして大阪府茨木市に10人くらいしかいなのです。では、この名字が何に由来してできたのでしょうか。そのことを健康友の会千北支部の森脇氏に伺いました。

森脇氏の話しによると「平家討伐の折に台風で義経の船が漂着した時、大和田の庄屋(治郎左衛門)が鮒ふなの昆布巻きを献上しこまごまと生活の煩事を援助しました。喜んだ義経は食事の箸を地中に立ててその意を天に示した。どうしたことかみるみるうちに箸は松の姿になり生きかえり成長した。なおこの庄屋に「鮒子多」(ふじた、又はふした)の姓を与えたとも伝えられている。この松の木は年と共に天を突き沖を行きかう船人たちの指針として親しまれた」(摂津名所図会第3巻参照)ということです。

この松は明治10年に雷火のために不幸にも消失の災いに合いました。しかし、鮒子多の塚と墓は大和田6丁目に残っています。塚や墓に書かれた文字は「何を書いているかぜんぜん読まれへん」と森脇氏は嘆いておられましたが、平成6年9月に鮒子多姓の方が整地をされ綺麗になっています。「平家物語と大和田地域の繋がりっておもしろい。もっと調べてみたい」と森脇氏は言われました。

大和田6丁目の塚と墓

次回は野里地域について紹介します。

鮒子多の塚と墓(大和田6丁目)

西淀川食料無料市場(西淀川フードバンク)

「食料無料市場」を開催します

食料無料市場とは、新型コロナの影響などで生活苦に直面している方に対して、地域のみなさんから提供された食料や日用品を無料で差し上げる活動です。どなたでもご参加いただけます。

日 時:3月28日(日)午前10時~午後1時
会 場:西栄寺(御幣島1-6-17)
募 集:食品・日用品集めをしています。ご協力お願いします。


食料無料市場にぜひご協力を

提供を受け付ける食料等

菓子パン、飲料、お米、缶詰、レトルト食品、加工食品、カップ麺、乾麺、調味料・果物、野菜(日持ちする物)、栄養ドリンク等、(お酒、冷凍・冷蔵食品は不可)。日用品は、紙オムツ・生理用品・トイレットペーパー・カイロ・マスク等


下記のところが常設会場になります。
食材、日用品の在庫があるか、予めお電話してからお越しください。

受付:
日~金 9:00~16:00
土曜日 9:00~12:00


健康友の会柏花センター
tel:06-6472-6453

西淀川生活と健康を守る会
tel:06-6474-4084

西淀川フードバンク実行委員会主催