お口の健康 第4回「歯の数が多いほど、老化が遅いか?」

お口の健康について

老化の進行は、個人差が大きく病気(認知症)との違いもはっきりしません。ある年齢における平均的な身長と体重は成長曲線から見当をつけることができますが、「70歳の身長と体重は平均的にこれくらい」という基準値はありません。認知機能にしても「70歳の平均の認知機能」なんてありません。ただ、人によって老化のスピードが「早い、遅い」の差があり、それが異常に早い人たちは認知症ということになります。

脳の老化を防ぐ仕組みは存在すると考えられます。その仕組みの1つの柱が唾液です。唾液がたくさん出ている人は老化が遅いのではないかと考えます。歯が抜けても入れ歯を入れる事で咀嚼は可能になります。入れ歯で奥歯の噛み合わせのできる人は、データであるように入れ歯を入れることによって運動能力がある程度改善されるようです。だから自分の入れ歯を入れてでも噛める口を作ることが重要なのです。

歯が1本もない人の中で、入れ歯を入れて生活している人たちの場合は、1人でどこでも出かけられる人の割合が、入れ歯
を入れずに生活している人よりもかなり高く、寝たきりも少ないのです。歯を抜きっぱなしにして入れ歯を入れないままというのはよくないということが分かります。

いっしょに歩こう 姫島地域編(大和田街道の続き)

珍しい「反った鳥居」のある姫嶋神社

この日は姫嶋神社の禰宜(ねぎ)の奥さんにお話を伺いました。「この神社は戦争で全て焼けてしまったのです。楠だけが焼け残って、そこに三本の楠を植えてくださり、根と根が結ばれ倒れずに4本ともご神木になっています」と話をしてくれました。この三本の楠を「結びの木」といっているそうです。蛇神が祀られている楠社は再生の象徴である蛇の信仰も合わさり「再出発の木」とも言われています。

また神社のご祭神はアカルヒメノミコトで「決断と行動の神様」として信仰されてきたそうです。空襲で姫島の約4割が被害にあい、戦火の為に社殿、宝物、過去の文献などすべてを焼失、何もない状態からの出発となったことから「やりなおし神社」とも言われ、「やりなおし祈祷」をおついたち(毎月1日)だけに行なっています。なんと北海道など全国から来られるそうです。そして禰宜の奥さんは、「ここは家族で運営しています。今の禰宜(ねぎ)が御朱印を変え、『神を知ってもらうこと』を大切にしてこられたのが、今の姫嶋神社をつくってきた力になったようです」と言われました。

そしていっしょに行った、はっぴぃひめじま支部世話人の糠野さんが「帆立絵馬」と「断ち玉」について話をしてくれました。「縁起のいい帆立」を絵馬にすることで新しいスタートが順風満帆に進むそうですし、夢や願いをかなえる為に断ち切らなければいけない事や物を念じ、念じた玉を「はじまりの碑」の上部に空いた穴を通すことで封じ込めておくものだそうです。本当にたくさんの言い伝えがあります。ぜひ一度姫嶋神社に行ってみましょう。

最後に「中島大水道跡の碑」(千舟一丁目の緑陰道路内)をたずねました。中島大水道は大道村(現在の東淀川区大道町)の庄屋澤田久左衛門ほかの首唱により、沿岸村民一致の努力と多大の犠牲のもとに、東淀川区淡路本町2丁目から西淀川区福町までの間、延宝6年に開削されたと伝えられます。その後、明治30年から40年にかけて行われた淀川改修工事に伴い、神崎川支流であった大野川と合流し、地域の人に多大なる恩恵をあたえてきました。しかし、近年河川としての機能を失うに至り、下流の大野川とあわせて埋め立てられ、緑豊かな歩行者・自転車専用道路としてよみがえりました。

次回は、御幣島の地域に行きます。お楽しみに…。

 

「お元気ですか はがき」コンテスト

「お元気ですか はがき」コンテスト

日頃お世話になっているあの人に、感謝の気持ちを込めた作品を大募集

昨年は、「アマビエ塗り絵コンテスト」を行い、好評を博しました。
今年は、年齢を小学生から全世代、健康友の会の会員、会員以外の方もご参加頂ける企画にしました。ぜひ多くの方の参加をお待ちしています。

今回のテーマは「日頃お世話になっているあの人、大好きなあの人に感謝や大好きな気持ちを」です。ハガキサイズに暑中見舞いや残暑見舞いなどのお手紙や似顔絵、イラスト、絵手紙などでご応募下さい。

募集要項

応募資格会員、会員以外の方誰でも(年齢不問)
応募用紙ハガキサイズ(郵便ハガキ、年賀状、ポストカード等)
必ず書いて下さい●誰宛てか(「〇〇へ」を書いて下さい(両親、友達、祖父母など誰でも可)
●応募者の住所と氏名と年齢、電話番号
応募作品のイメージ暑中見舞いや残暑見舞いなどのお便り、川柳、俳句、似顔絵、絵手紙などオリジナル作品でご応募ください。
※既製の物は不可とします。(スタンプだけ、印刷物など)
送り先・ご提出先●〒555-0022 大阪市西淀川区柏里1-17-11
 西淀川・淀川健康友の会「お元気ですか ハガキ」コンテスト係
●淀川勤労者厚生協会の病院・診療所・介護事業所受付、お近くの健康友の会
応募締切郵送は9月30日の消印有効とします。
事業所等へのお届けは9月30日厳守とします。
詳しくは、西淀川・淀川健康友の会事務局 tel:06-6472-6453
選考について西淀川・淀川健康友の会役員の投票で上位25人の方を入選者とします。
賞 品入選者全員に図書券2千円分
発 表「健康の友」11月号紙面
※作品についてはお返しできませんので予めご了承ください。
※ 事務局は、応募者様の個人情報について、本コンテストに必要な範囲において運用し、関係法令及びその他の規範を遵守します。