もっと参加したい!地域を元気にする健康友の会

みなさんに支えられて

健康の友500号おめでとうございます!46年間も継続して発行されてきたことがまず凄いことです。会員の皆さんに支えられて淀協・ファルマが成り立っているのだなと感じます。

私は西淀病院で看護師として10年間働き、友の会のイベントにもたくさん参加させてもらいました。交流しイベントや行事を楽しむことが、日々の生活に活力や、彩を加え、地域の健康にとても大きな影響を与えています。「喫茶元気」は地域の方の憩いの場、職員もその輪の中に入りコミュニケーションをかわすことで、病院や診療所にたくさんの地域の顔見知りの人がいます。

地域の方が病棟に入院してきた時も、知ったスタッフがたくさんいることは患者さんにとっても安心感があります。しかしこの間、コロナの大流行によって活動が大きく制限され、コロナ後に入職した職員は会員さんと交流する機会がほとんどもてませんでした。

職員も健康友の会活動にもっと参加することが大事

最近ではコロナも落ち着き、少しずつですが健康友の会の活動に参加する機会も増えてきました。コロナ禍で人と人の繋がりが希薄になってしまった今だからこそ、健康友の会が地域の人々の元気や健康に与える影響を再認識し、職員も地域に出て、地域の方々と接する機会を増やしていくことが本当に大事だと思います。

社会に目を向けて

日々働く中で、患者さんを通して様々な問題を感じます。けれど医療の現場だけでは物事をとらえる視野が狭くなり、問題をその人自身の問題ととらえがちです。健康友の会の活動や地域との交流を通して社会に目を向けることで、諸々の社会制度やそれを作り出している政治や社会にこそ、問題や矛盾があることに気づくのだと思います。

西淀病院看護師
西淀川医療労働組合執行委員長
斉藤 千治