第9回西淀川フードバンク・食料無料市場

「西淀川食料無料市場」について

食料無料市場(フードバンク)は、新型コロナの影響などで生活苦に直面している方に対し、地域のみなさまから提供、または食品ロスをふせぐために集めた食料や日用品を届ける支援活動です。

第9回西淀川フードバンク・食料無料市場

第9回西淀川フードバンク・食料無料市場(PDF)

日時:12月29日(木)14:00~15:30
(品物がなくなり次第、終了となります。)
場所:西栄寺
大阪市西淀川区御幣島1-6-17
※駐車場はありません。

くらしのお困りごと相談お受けします

健康相談・法律相談・生活相談・子育て相談・教育相談・労働相談など
相談だけでも ご来場ください

大阪市西淀川区御幣島1-6-17


西淀川フードバンク寄付のお願い

食料無料市場・フードバンクは、これからも定期的に開催したいと考えています。
しかし、運営資金や物資には限りがあります。そこで、皆様から寄付をお待ちしております。
継続的な開催のためにも是非ご協力のほど、お願いします。

第9回西淀川フードバンク寄付のお願い(PDF)

ボランティアさん募集中!

前日準備と当日のお手伝いに参加していただける方は、
ご連絡ください!
tel:06-6472-6453

寄付金と保存可能な食品等の寄付をお願いします。

主催:西淀川区フードバンク実行委員会
(西淀川区社会保障推進協議会)
tel:06-6473-9914 / 06-6476-4511 / 06-6472-6453

 

こんにちは北山良三です(2)

カジノより いのち・くらし

今回はギャンブル依存症などの問題が心配される「カジノ問題」についてお聞きします。(健康友の会柏花センター〈柏花茶屋〉にて)

今 村
私はまず「カジノより命が先でしょ」と言いたいです。

北 山
先月号でもお話しましたが、大阪で新型コロナで亡くなった人は全国最大、6500人を超えました。大阪府では、コロナ感染が広がった2年間で336床もの急性期病床を削減しました。61カ所あった保健所も18カ所に減らしたままで体制を拡充しようとしません。
やるべきことは山ほどあるのにコロナ対策のお金を削ってカジノづくりに熱中しています。今大阪でやるべきは、府民の命最優先の立場で、新型コロナ対策と保健医療体制を抜本的に強化することです。

今 村
「私は行かないから関係ない」という人もいらっしゃいますが?

北 山
カジノづくりには何千億円もの膨大な税金が使われます。環境汚染物質や、液状化対策などの土壌改良に大阪市が790億円も負担すると決定しています。それに加えて地盤沈下対策や鉄道・高速道路建設、巨大な上下水道施設などの基盤整備など、莫大な税金が無駄づかいされます。

今 村
先日フードバンクのボランティアをしました。利用者アンケートの「困っていること」の回答で「お金のこと」「食べること」と書いていらっしゃる方がたくさんありました。「年金や収入は少なくなり、物価高で苦しい」そんな中で市民のお金を使ってカジノを作るなんて本当におかしいですね。

北 山
こんな無駄づかいをやめて市民のために税金をつかえば、私たちのくらし・子育て・災害対策・中小事業支援などを前進させることができます。

今 村
現在、カジノ反対の署名運動が取り組まれていますが、今年春に取り組んだ「住民投票を求める署名」とはどう違うのですか?

北 山
「カジノをつくるというのなら住民投票で決めてください」というのが春の署名で、21 万人分も集まり、府議会にかけられました。ところが府議会ではこの声を握りつぶしてしまいました。
しかし、これでカジノが決まったわけではありません。カジノを設置するには国の審査と認可が必要で、今からでも止められます。現在進めている「大阪のカジノ(賭博場)誘致計画を認可しないよう求める署名」は国に対して認可しないように求める署名です。たくさん集めて「カジノをなんとしても止めよう」の声を国に届けることが今、本当に大事です。

今 村
署名をたくさん集めてカジノをストップさせたいですね。本日はありがとうございました。

聞き手:今 村

健康友の会・淀協は75歳以上の医療費2割負担化の中止を求めます

2022年10月1日
西淀川・淀川健康友の会 会長 北山 良三
淀川勤労者厚生協会 理事長 小松 孝充

 

2022年10月1日から75歳以上の医療費窓口負担を今の2倍にしようとしています。
対象者はおよそ4人に1人となり、該当する方は単身世帯で年金200万円以上、夫婦世帯では320万円以上で1人あたり3.4万円の負担増になります。

政府はこれまで値上げの理由として「負担能力に余裕がある」層であり「現役世代との負担の公平化」と強弁してきました。しかし、年収200万円の単身世帯が食費、社会保険料、水光熱費、交通費などを支払った後、手元に残るのは月1万円程度とされています。医療費が倍加となれば、受診控えが起こるのは明らかです。現役世代にとっても明日の自分たちの姿です。

さらにこの10月から約6500品目以上の値上げが予定されています。政府は75歳以上の医療費2倍化で年間1800 億円の給付削減効果を見込みうち半分の900億円は受診控えを予定しています。
そもそも世界を見ても国民に医療費の自己負担を強いている国はほとんどありません。

今回の負担増は限られた人ですが、さらなる対象を拡大していくことを狙っていることは、これまでの政府のやり方をみても明らかです。来年以降、後期高齢者(75才以上)の保険料や介護保険料の値上げも計画されています。

私たち淀協は「いのちの平等」の実現を掲げる民医連として「国と企業の責任を明確にし、権利としての社会保障の実現のためにたたかいます」の立場に立ち、後期高齢者医療制度の負担増に抗議をし、中止、撤回を強く求めます。
財源は、内部留保をため込んでいる大企業や富裕層から応分の税金を納めて頂くことや無駄な国民の税金の使い道を改めることで、十分可能です。異常な物価高騰のもとで消費税は直ちに5%に戻すべきです。

職員、健康友の会のみなさん、患者さんや利用者さんへ
ご一緒に税金の無駄づかいを改めて、コロナ対策や医療・介護・教育などの生活や社会保障の充実を求めていきましょう。そして、より一層人権のアンテナを高く掲げ、医療・生活に困っている方がたに寄り添い、援助の活動を強めましょう。

 

こんにちは北山良三です(1)

今 村
淀川勤労者厚生協会地域活動部新人の今村です。よろしくお願いします。「健康の友」10月号から連載で「こんにちは北山良三です」が始まります。今回はインタビュー形式で新型コロナの事についてお聞きしたいと思います。
北 山
よろしくお願いします。
今 村
早速ですが、北山さんが最近コロナに感染されたそうですね。
北 山
そうなんですよ。マスクを2重にするなど気を付けていたのですが感染してしまいました。治癒した後も咳の症状が残りました。あの時はとても不安でした。保健所への連絡もなかなかつながらず、ナビダイヤルもとても大変でした。家族に感染させないためにもホテル療養を希望しましたがそれもかないませんでした。
今 村
今、大阪のコロナ新規感染拡大は落ち着いてきているように見えますが、死者数は多いようですね。
北 山
大阪の死者は東京より多く全国最多の状況です。それは大阪が、急性期のベッドを大幅に減らし保健所の体制も不十分なままで、入院できない人が増えて高齢者施設などで感染が広がったためです。松井市長は「大阪府との二重行政になる」と言って大阪市独自の対策にまともにとりくんでいません。2021年度予算で組んでいたコロナ対策事業費を374億円も使わずに余らせ、国から交付されたコロナ対策のお金も145億円も余らせているんですよ。
今 村
これまでに6千人以上の方が亡くなっているのに病院のベッドを減らし、保健所の体制を拡充しないなんて信じられない!
北 山
そうですね。医療体制、保健所の体制強化など、お金は必要な所にきちんと使ってもらうことです。
今 村
本当にそうですね。ありがとうございました。

次回は、カジノ問題をとりあげたいと思います。

今回のこのコーナーへの感想や質問のお便りをお待ちしております。

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よりよい活動を行うためのアンケートを実施いたします。

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アンケート受付期間
2022年10月1日(土)~11月30日(水)


問い合わせ先

西淀川・淀川健康友の会
大阪市西淀川区柏里1-17-11
tel:06-6472-6453

 

アンケートご協力のお願いチラシ(PDF)

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