第9回西淀川フードバンク・食料無料市場

「西淀川食料無料市場」について

食料無料市場(フードバンク)は、新型コロナの影響などで生活苦に直面している方に対し、地域のみなさまから提供、または食品ロスをふせぐために集めた食料や日用品を届ける支援活動です。

第9回西淀川フードバンク・食料無料市場

第9回西淀川フードバンク・食料無料市場(PDF)

日時:12月29日(木)14:00~15:30
(品物がなくなり次第、終了となります。)
場所:西栄寺
大阪市西淀川区御幣島1-6-17
※駐車場はありません。

くらしのお困りごと相談お受けします

健康相談・法律相談・生活相談・子育て相談・教育相談・労働相談など
相談だけでも ご来場ください

大阪市西淀川区御幣島1-6-17


西淀川フードバンク寄付のお願い

食料無料市場・フードバンクは、これからも定期的に開催したいと考えています。
しかし、運営資金や物資には限りがあります。そこで、皆様から寄付をお待ちしております。
継続的な開催のためにも是非ご協力のほど、お願いします。

第9回西淀川フードバンク寄付のお願い(PDF)

ボランティアさん募集中!

前日準備と当日のお手伝いに参加していただける方は、
ご連絡ください!
tel:06-6472-6453

寄付金と保存可能な食品等の寄付をお願いします。

主催:西淀川区フードバンク実行委員会
(西淀川区社会保障推進協議会)
tel:06-6473-9914 / 06-6476-4511 / 06-6472-6453

 

第3回よどがわフードバンク・食料たすけあい市場

第3回よどがわフードバンク・食料たすけあい市場

よどがわフードバンク・食料たすけあい市場(PDF)

日 時:6月4日(土)午後2時~4時
(品物がなくなり次第、終了します。)

場 所:
新北野こども食堂 インマヌエル大阪教会 RUTC文化センター
(大阪市淀川区新北野2-9-7)
※駐車場はありません。

生活のことなど
お困りごとがあれば、当日お声かけください。

よどがわフードバンク寄付のお願い

食料たすけあい市場・フードバンクは、これからも定期的に開催したいと考えています。しかし、運営資金や物資には限りがあります。そこで、皆様から寄付をお待ちしております。継続的な開催のためにも是非ご協力のほど、お願いします。

フードバンク寄付のお願い・常設会場(PDF)

保存可能な食品等の寄付をお願いします。
是非、ご協力を!

【寄付の受付】

最寄りの実行委員会参加団体までお届けください。

淀川区フードバンク実行委員会
06-6472-6453淀川民商内)・06-6476-4511(淀川勤労者厚生協会内)

まだまだ大変な状況/フードバンク・食料無料市場

冷たい雨の中350人が(西淀川)、
小規模フードバンクに130人が(淀川)参加
まだまだ、コロナの影響が色濃く!!

冷たい雨の中
西淀川で350人が参加

第7回西淀川食料無料市場(同実行委員会主催)が2022年3月19日、午後2時から御幣島地域にある、もと歌島橋バスターミナルを会場に開催されました。

途中から雨が降り、肌寒い日でしたが、350人の参加者、110人のボランティアが集まりました。

アンケートは275人から寄せられました。相談会には健康相談に4人、生活相談に3人の方が来られました。

  

淀川フードバンクに130人

また、第2回よどがわフードバンク食料たすけあい市場(同実行委員会主催)が3月27日、子ども食堂「とも淀キッチン」さんをお借りして開催されました。

今回は大規模でなく、小規模で身近なフードバンクにしようと取り組みました。会場の周辺を中心にビラを配布したり、淀協のホームページには2日くらい前に掲載したり、ハンドマイク宣伝するなどの工夫がされました。

当日は十三小学校の前にある「とも淀キッチン」の前に行列ができました。よく晴れた中で130人の来場者がありました。

  

まだまだ大変な状況

淀川フードバンクの参加者は、非正規雇用の方が85人、正規雇用の方が25人、無職で貯金を取り崩しておられる方が5人。中にはコロナ感染後、後遺症が残り傷病手当で生活されている方や、年金が受給できる年齢でパートで働いている方も11人おられました。物価が上がり、生活しにくくなっています。まだまだコロナの影響が色濃く残る参加者の状況です。

食料無料市場の常設会場(西淀川・淀川の2ケ所)にも、毎月延べ約70人の方々か来られます。
一方で、大企業は更に内部留保を増やしているという報道もあります。富める者は更に富み、格差は広がるばかりといった状況です。
この夏の参議院選挙は私たちの暮らしを守るためにも、とても大事な選挙です。ぜひ皆さん、投票に行きましょう。


ボランティアさん紹介

生の声を聞けて良かった

去年(2021年)ユーチューブを見てこの取り組みを知り、10月に西栄寺で開催されたときに、初めてボランティアで参加しました。
子育ても終わり、社会貢献しようと、これまでも障がい者施設などでボランティアをしています。阪神・淡路大震災の時にもボランティアに参加しました。

前回、この催しにボランティアで参加したときは、食品や日用品を渡すだけでしたが、今回はアンケートの聞き取りをしました。来場者のみなさんと直接話す中で、「電気やガスをあまり使わないようにしている」「相談するほどではないが、食べ盛りの子どもがいるので、食料品がもらえたら助かる」というような生の声を直接聞く事ができて良かったです。
寄付するほど豊かではありませんが、少しでも協力できればと思い、ボランティアで参加しています。

藤井さん

食料を大切にする取り組みは大事

日頃はウーバーイーツの配達をしています。この仕事がとても好きで、自分には合っていると思っています。
先日、仕事を終えて帰宅し、ポストを見ると、食料無料市場のボランティア募集のチラシが入っていて、それを見て応募しました。
仕事をしていて感じることですが、ウーバーイーツで注文を受けても、キャンセルが出ると、食料が無駄になることがあります。それを経験しているので、食料品を大切にするこの取り組みはとても大事だと思い、来てみました。

大出さん

第7回西淀川フードバンク・食料無料市場

第7回西淀川フードバンク・食料無料市場(PDF)

日時:3月19日(土)14:00~16:00
(品物がなくなり次第、終了となります。)
場所:もと歌島橋バスターミナル
※駐車場はありません。

食料無料市場(フードバンク)は、新型コロナの影響などで生活苦に直面している方に対し、地域のみなさまから提供、または食品ロスをふせぐために集めた食料や日用品を届ける支援活動です。

くらしのお困りごと相談お受けします

健康相談・法律相談・生活相談・子育て相談・教育相談・労働相談など
相談だけでも ご来場ください

西淀川区フードバンク実行委員会主催

コロナ禍のくらしを助けたフードバンク

地域での「連帯・協同」を更に強めていこう!

公益財団法人 淀川勤労者厚生協会 副理事長
西淀川フードバンク共同代表
長瀬 文雄

大変な世の中、今、「私たちになにかできることないやろか」

2年余に及ぶコロナウイルス感染症の蔓延は、私たちの暮らす社会のあり方を大きく変えました。コロナによる廃業、失業、倒産、人や社会との接触が絶たれたことによる孤立や孤独の増大、健康悪化が表出しました。病院や施設では家族との面会もできず、田舎の親にすら会えない状況が続きました。

こうした中、象徴的な出来事が一昨年末に大阪で相次いで起こりました。都会の真ん中で誰にも助けを求められず60代の母親と40代の娘が餓死し、胃の中にはなにもなく所持金も30円のみ。八尾、高石でも同様の事件が相次ぎました。

〝こんな人が私たちの周りにもいるんちゃうやろか〞〝私たちになんかできることないやろか〞そんな思いから始まったのが「西淀川フードバンク」です。

どうぞ、これ持って行って下さいね

区内のさまざまな団体も大歓迎!

第1回開催にむけ連合町会や社会福祉協議会、こども食堂関係者、外国人支援団体などを訪ね懇談しました。御幣島の西栄寺住職からは全面的に協力の申し出を受け会場の提供もいただきました。区内の企業や団体、個人にも趣旨を伝える中でカンパや物資の提供もいただきました。出来島では外国人支援に取り組んでいる団体からも、困っている子どもの世帯にぜひ広げたいと大歓迎されました。

フードバンクを通じ新たな連帯やつながりが

2021年1月28日を皮切りに始まった西淀川フードバンクはこれまで5回、のべ2千人を超える来場者がありました。この中で、住之江区からこられた男性は「コロナで失業し所持金も底をつき働きたいが仕事がない。お世話になるばかりでは申し訳ない」とボランテイアとして参加されました。来場者の多くは、もともと生活基盤がぜい弱なところにコロナ禍が直撃して一層困難に陥った人たちです。

また、常設会場となっている「生活と健康を守る会」と「健康友の会柏花センター」には、「人づてに聞いた」「ホームページを見た」と毎日来場者があり、生活に行き詰まっている方がこられ、無料低額診療や生活保護にもつなげています。

医師も基本セット渡しをやりました

この取り組みを通じて多くの団体、企業、組織、個人との連帯やつながりが生まれ、医師、弁護士ら専門家と自主的に参加していただくボランテイアの善意の力も感じました。

ランドセルや文房具など食べ物以外のものも要求に

地域の身近な人に声をかけようと健康友の会各支部が中心となって地域毎のフードバンクも始まり、これまでに5支部で約250人が来場されました。参加した人の多くはこれまで社会的な支援が届かず、生活に困窮され、孤立されていた方々です。

また、10月のフードバンクに提供されたランドセル24個のうち当日18個が引き取られ、文房具も沢山もって帰られました。写真に写った子どもの笑顔が忘れられません。さらに子ども用おむつや生理用品の要望が強いのも特徴的でした。

文房具やランドセルもどうぞ!

「連帯の心を届ける」取り組みを、更に強めよう!

私たちの取り組みは、困っている人に直接モノを届けていますが、困った時には誰だって〝助けて〞と言っていいんだよという〝連帯の心〞を届ける活動なのだと思っています。

「誰もが安心して住みつづけられるまちづくり」は1998年に提唱した民医連共同組織連絡会の一貫したスローガンで、この取り組みがその実践の一つだと思っています。

自己責任が声高に強調され、孤立・分断の社会にあって「連帯・協同」の取り組みがますます光輝いています。社会保障としての「公助」を求める運動とともに、地域になくてはならない組織として、淀協、健康友の会の役割はますます重要です。今年を「連帯・協同・社会変革」の年として大きく飛躍しましょう。