喫茶「元気」再開!【西淀うちの支部】

喫茶「元気」再開! みんなの「居場所」として

西淀うちの支部は、西淀病院に近い歌島・千舟・野里の3つの地域に3,004世帯の会員さんがいます。支部名は歌島・千舟・野里の頭文字「う・ち・の」と「私ら」の意味を含めて「うちの支部」です。

たまり場のふれあいセンターでは、布きれサークルや貼り絵サークルを行っています。その他、スクエアステップ、ノルディックウォーキング、オンライン体操、スマホ教室、映画班会、平和の班会、健康学習会など取り組んでいます。今回は、再開した喫茶「元気」を紹介します。

コロナ以前は西淀病院内で週2回開催していた喫茶「元気」、コロナ禍で3年半営業を停止していましたが、7月20日(木)再開しました。当面は週1回、木曜日の10時〜12時の営業となります。

7月20日の再開初日、オープン前からたくさんの方々が来られ、お祝いの言葉もたくさんいただきました。おいしいコーヒーとともに会話も弾み、楽しいひと時を過ごしました。この3年半の間にはこれまで利用していた方々の高齢化が進み、亡くなられた方もあります。

「この3年間は本当に長かった」「この喫茶を居場所として多くの人が利用してほしい」「ここに来たら多くの人と交流できるので元気が出る、ありがとう」などの声もいただき、お互いの健康を気遣いながら、会話はつきませんでした。

病院、診療所を利用されている方々のひと時の「居場所」としてみなさんが利用していただけるようスタッフ一同今後もがんばっていきますのでよろしくお願いします。

世話人 塩川和夫

お出かけ、学習会を楽しく【塚本支部】

「つかもTTO」毎月発行 お出かけ、学習会を楽しく

塚本支部は淀川区の南西の端に位置し、塚本、田川、田川北、十三元今里地域に1100世帯の会員を擁する支部です。淀協の事業所や支部のたまり場は有りませんが、JRの線路を挟んで柏花支部とは隣同士なので柏花センターをお借りして世話人会をしたり、柏花支部の百歳体操や映画会等に参加させてもらったり、2支部で協力して「食料無料市場」も開催しています。

毎月発行して活動内容をお知らせしている支部機関紙「つかもTTO」は、2023年6月号でちょうど50号になりました。

班会は、コロナ感染のひどい時期を除き毎月2回、塚本福祉会館と田川1丁目の個人宅であおぞら薬局の協力を得て健康チェックと健康学習会を継続しています。

コロナ以前は「わくわくサークル」で工場見学、美術館、繁昌亭等に出かけていました。昨年から再開しはじめて、今年5月は「尼崎の寺町と城を歩いて巡るツアー」を楽しみました。

これからも楽しい「お出かけ」や健康に役立つ「学習会」を計画して、参加者を増やしていきたいと思います。一緒に活動していただける世話人さんも募集しています。

塚本支部 吉澤

塚本支部の記事

新しい種目も取り入れ工夫【柏花支部】

棒・手ぬぐい体操、モルック…
新しい種目も取り入れ工夫

柏花支部は、西淀川区柏里、花川地域の900世帯の会員を擁する支部です。
活動拠点は、西淀川・淀川健康友の会本部事務局のある柏花センター(旧柏花診療所)です。1階フロアは、事務局とフリースペース、院所便待合があり、2階フロアは、会議室兼多目的室があります。JR塚本駅近くに立地していることもあり、塚本支部とも協力しながら活動を進めています。

2022年5月より百歳体操を再開。感染対策をしながら、少人数・短時間・複数回と開催方法を工夫し、参加者みんなで協力し合い活動を継続してきました。活動再開後、「コロナ禍で運動不足になったので参加したい」など新たな仲間を迎えて取り組んでいます。しかしながら、コロナ禍での活動休止の2年半で参加できなくなった方やお亡くなりになった方もありました。参加者からは、「仲間とのつながりや健康づくりを日々継続することの大切さを感じた」との声が寄せられ大変喜ばれています。棒・手ぬぐい体操など新しい種目も取り入れ工夫して行っています。

昨年からは、淀協HPH委員会と取り組む「オンラインわくわく健康体操」にも毎月参加しています。また、今年は「モルック」を楽しもうと、体験会を経て4月より毎週月曜日定例で「モルック班会」を開始しています。毎回白熱して参加者を増やしながら取り組みを進めています。
この他、柏花センターでの常設フードバンクは終了しましたが、塚本支部と協力して2022年8月より3カ月に一度の「柏花・塚本フードバンク」を開催しています。

今年度は、地域のみんなが元気になれる取り組みをさらに進め、地域の人々との結びつきを広く強くつくっていきたいと思います。

* モルックとは…フィンランドの伝統的なゲームを元に、老若男女が楽しめるものとして考えられたアウトドスポーツです。『モルック』と呼ばれる木の棒を投げて、『スキットル』と呼ばれる数字が書かれた木の棒を倒して点を取っていくゲームです。

淀協地域活動部
竹内 洋藏

楽しい世話人会、活躍するグループライン【御幣島支部】

―事業所と地域の特性を活かす支部活動めざして―

御幣島支部は、1丁目から6丁目までに1500世帯の会員を擁する支部です。
拠点事業所の『在宅総合センターらくらく』は1階にデイサービス、2階に看護小規模多機能居宅介護、3階に訪問看護、訪問介護、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)の5つの事業所があり、その敷地内には公益財団法人淀川勤労者厚生協会(淀協)発祥の地を示す「いのちの平等」の碑があります。敷地内の旧館フロアーを活用して、100歳体操などの支部活動が行われています。

支部では、コロナ禍の間も感染対策しながら、世話人会で「お試し」の取り組みを進めました。健康診断案内への「季節のおりがみ添え」人数制限での「手芸サークル」、また「支部自前の『歩こう会』目指し、アーモンドやユーカリの木もある緑陰道路の散策」を1年間続け、2023年3月正式にサークルになりました。これらの活動を通じて新しい会員さんも増えました。

「いのちの平等」の碑の前で世話人のみなさん

取り組みの中で活躍しているのが「世話人会グループライン」です。「散策」では参加した人が景色や花々を投稿し、参加できなかった人も写真に癒され、さらに個々人のお勧めのイベントやボランティア活動の紹介を投稿し、大いに刺激され励まされています。エルモでの映画「お終活」が話題になり、2023年4月の「映画サークル」再開へと繋がりました。

今後も「みんなが健康でイキイキ」の名にふさわしい活動で、新たな会員さんの輪が広がることを楽しみにしています。

在宅総合センターらくらく
事務長 長渕 律子

ついに、たまり場が誕生!【佃支部】

暖かな春の陽気と共に、新年度が始まりました。コロナ感染も少し落ち着き健康友の会の活動も、感染対策をしながら慎重にスタートしています。そこで、4月号より、西淀川・淀川健康友の会の支部の活動を紹介していきます。

まずは佃支部をご紹介します。佃支部はこの春支部の淀川勤労者厚生協会健康増進センターとして、支部活動の拠点として佃3丁目にセンター(以後たまり場。名称は現在募集中)が出来ました。

佃地域は、以前は西淀病院支部(現西淀うちの支部)として活動していましたが、2007年3月に新たな支部として佃支部が結成されました。淀協の診療所や事業所のない地域ですが、現在1100余世帯の会員を擁しています。2022年度の支部目標も、もう一息で達成する勢いで頑張っています(2023年3月10日時点)。佃支部は長らくたまり場がありませんでしたが、この度佃3丁目の物件をご厚意で貸して頂き、ついにたまり場が誕生することになりました。昨年11月の佃食料無料市場実施時にも貸して頂いた場所です。

今後、たまり場で様々なサークル活動やイベントを行えるよう準備を進めていきます。たまり場の前にある子ども食堂とのコラボ企画も検討されています。先の世話人会では、今まで佃コーポで行ってきたスクエアステップをはじめ、映画や落語上映会、医療・介護に関する講演、マルシェ開催など新しい企画のアイデアも出されました。近日、たまり場の名称も決定する予定です。佃支部長はじめ、支部世話人さんたちも新しいたまり場への期待に胸を膨らませています。

さらに佃地域に根差した支部となるため、新たに動き出した佃支部の今後にご期待ください。

大阪市西淀川区佃3-17-27(佐々木商会看板あり)