わたしも、カジノに反対です

カジノ=ギャンブル依存症

診療をしている中で「依存症」は頻度も高く、治療の難しい病気です。代表的なのはアルコール依存症、ニコチン依存症(タバコ)ですが、カジノも「ギャンブル依存症」という病気の原因となります。「依存症」は自分でコントロールできない、やめようと思ってもやめられなくなってしまった状態です。試算によると依存症になる人は利用者の2%、大阪のカジノは年間1000万人の入場を見込んでいるそうなので、20万人の患者が生まれることになります。コロナで海外からの旅行者が見込めない

今、その「標的」は大阪の住民です。依存症になると、どれだけ負けても借金したり、高利息のローンに手を出したりして、周囲の人との関係も崩れ、生活破綻に行きつくことになります。
がんの予防に禁煙が有効なように、ギャンブル依存症にならないためにはそもそもカジノをつくらないことが最も効果がありますので、絶対に作らせないようにしましょう。

淀川勤労者厚生協会副理事長 医師 大島 民旗


こどもの未来を守るためにカジノ反対

地元にカジノができるという怖さがあります。こどもと接する職業なので治安が悪くなることが心配です。カジノができることを喜ぶ人もいるのかもしれませんが、「もう一つユニバ(遊園地)ができる」のとは違うということを伝えたいです。ギャンブル依存症による家庭の崩壊で悲しむこどももいます。
メディアで問題視されないこともおかしいです。水面下で「おとなたち」だけがなれ合って決める政治の在り方も疑問を感じます。こどもたちの未来を守るためにもカジノ誘致に反対です。

堀向 学童保育指導員