認知症になっても その人らしく安心して暮らせる街に
はじめまして。介護老人保健施設よどの里で介護長をしている江﨑と申します。
この度、縁あって認知症の記事を担当させていただく事になりました。介護保険が始まって24年。私自身は介護の仕事に携わり20年が経ちました。
「住み慣れた町でその人らしく安心して暮らしつづけたい」この願いは、誰もが持つあたりまえの願いであると思います。しかし、国の医療・介護・福祉サービス利用への抑制政策もあり、ご本人、ご家族、福祉に携わる方々の努力だけでは難しくなってきています。そういう意味でも地域で暮らす方の協力が不可欠です。
認知症のことや、認知症予防、私の体験談など、この場を借りて(ゆるーく)紹介させていただけたらと思っています。少し間違った事を発信することもあるかもしれません。しかし、これを読まれた方が「認知症」について興味をもって下さることがこの記事の目的だと思っています。どうぞ(ゆるーく)お付き合いよろしくお願いいたします。
さて、今回は今年1月1日に(こっそり?)施行された、認知症基本法について触れさせていただきます。目的は「認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する」とされています。
簡単に言うと、認知症になってもその人らしく生活できるような仕組みを作ります。というような内容になります。具体的にどういう方針をもって国はその政策をなしていくのか?それはまた、次回に説明しようと思います。
介護老人保健施設よどの里 江﨑